いじめや勉強が原因ではない?不登校の子どもに隠れている“本当の理由”
不登校・ひきこもりは「起こった後」の対処が重要
生活の場面で起こる様ざまな問題は、
起こってくれなければ
それにこしたことはないと思いますが、
自身の思考や行動の誤りに気がつけない分、
必ず何かは起こってしまいます。
健康のことを考えてみれば
分かり易いと思いますが、
日々の食生活や生活習慣の偏り、
運動量などによって、
何らかの体調不良が起こります。
健康増進のための知識をもって、
また定期健診などで
まめに体調管理をしていれば、
早めの予防ができると思いますが、
なかなかそこまでやれている人は
少ないと思います。
こういうように、予防として先ず問題は、
起こらないようしていく努力と、
もう一つには、
起こった時の対処の仕方が
大事になってきます。
不登校・ひきこもりの問題は「認識」されてこそ解決が始まる
不登校、ひきこももりの長期化という面で、
特に対処の仕方が問題となりますが、
問題というものは、
認知されてこそ浮かび上がってきます。
これは、
認知されなければ問題は発生しない
ということでは決してありません。
問題は発生していても、
解決の対象として捉えられないということです。
困った事態が起こっても、
それを改善すべき問題と
認識できていないことがよくあります。
「どうしていいのか分からない」時こそ相談先や情報を探す
また、「どうしていいのか分からなかったから、
そのままになった」という声もよく聞かれます。
「どうしていいのか分からない」といった場合、
分かる人に尋ねる、
分かるための情報を得られる場所に行くことが、
先決です。
しかし、
その人や場所さえ分からないという方も
おられるようです。
今は、何らかの情報を調べる
ということに関しては、
インターネットを中心に色々な手段があります。
最低限、そういった活用できる知識は必要です。
今知らなければ、覚えていくぐらいの努力は
心がけてもらいたいものです。
わが家の一大事を解決するためなのですから。
ひきこもりの子どもが親に抱く「なぜ動いてくれなかった」という不満
子供たちは、自分が
不登校やひきこもりになった時に、
それに対しての両親の対処の仕方に
不満を持ってしまっていることが、
少なくありません。
「なぜ動いてくれなかった」と、
数年経過し訴えます。
その時に親から出てくるのが、
「どうしていいのか分からなかった」です。
不登校・ひきこもりで親が相談や支援に動けなくなる理由
体調不良に際して、
病院へ速やかにいけない場合の
理由としてあるのは、
重い病気であることを知らされたくない
という不安感があります。
子どもの不登校やひきこもりを前にしても、
先のような対応が取れないというのは、
ひとつには、自分の家庭が、
他からの支援を受けなければ
ならない状態にあるということを
認め難いというのがあります。
それから、
わが子を問題視されたくない。
また、自身の子育てを否定されたくない
といった理由があります。
そういった気持ちが無意識に(?)にあれば、
動かないことを選択します。
不登校・ひきこもりを放置すると長期化しやすい理由
問題に対して、
認識しなければ、放っておけば
消えて無くなるのではといった幻想を
抱いています。
しかし、現実は、
問題をさらに深刻化させ、
ひきこもりを長期化させます。
5年間動かなかった家庭で、ひきこもりが深刻化した事例
これまでにも実際の事例として
こういうケースがありました。
5年ほど前に一度
こちらへ相談に来られたにも関わらず、
その後具体的な動きをされず、
結局子どもから
「なぜ動かないんだ」と激怒され、
「解決してくれる所を探せーっ!」
と連日のように責め立てられる状態に
なってしまっていました。
暴力行為もあり、
再度来られたというしだいです。
5年の間に親は完全に子に隷属され、
本人は、母親の口を通してでないと、
第三者に意思表示ができない状態でした。
親を手足として使い、
自分の言葉も母親の口で語らせるのです。
親が具体的に動かないと、子どもの落胆は怒りに変わる
このように、いざ問題が生じた時、
親が手足を動かす具体的な行動を
起こさなければ、
子どもたちは、落胆し、
やがて絶望から怒りに変わります。
ひきこもりの子どもの暴力は「訴え」として読み取る
暴力にたいしても、
じっと打たれ耐え忍ぶといった対応を
している場合がありますが、
これはあまり感心出来ません。
子どもたちの暴力行為は、
ほとんどが何らかの訴えです。
言葉という手段をうまく利用できない子が、
暴力という手段を選びます。
つまり、
目的は親に苦痛を与えることではなく、
訴えに気づいてほしいのです。
それなのに、ただじっとしていられたら、
火に油をそそぐようなものです。
訴えを読み取ることが必要です。
子どもが話してくれない時は仮説を立てて反応を確かめる
ただ、もとより
言葉でうまく自己表現ができない子ですので、
親から尋ねても答えてくれないことも、
決して少なくありません。
そのことが動けない(かない?)理由(口実)に
なっている場合がありますが、
話してくれなければ
推察していけばいいのです。
仮説を立て検証していくのです。
理解を深めていき
「こうではなかろうか?」という
仮説のもとにアプローチをかけていきます。
それに対しての子どもの反応から、
真偽を確認していくのです。
信頼される親は「失敗しない親」ではなく「失敗に対処できる親」
「求めよ、さらば与えられん!
叩けよ、さらば開かれん!」
です。
問題に対しての対処の仕方が
子どもから試されているのですから。
失敗しない親が信頼されるのではなく、
失敗に適切に対処できる親が信頼されるのです。
本人が動けない今も、家族にできることがあります。
不登校・ひきこもりの問題は、
本人が動き出すのを待つだけではありません。
家族が状況を理解し、関わり方を見直すことで、
支援を始めることができます。
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