「すごそう」が「本物」に変換される脳

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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「量子」
「波動」
「テラヘルツ」
「ナノテクノロジー」
「最新エビデンス」

・・・なんかすごそう。

( ̄▽ ̄;)

でも、
何がすごいのか説明できない。

分からないのに納得してしまう

人間は不思議。

意味が分からない言葉ほど、

「自分が知らないだけかも。」

そう思ってしまいがち。

本当は、

「それ、どういう意味ですか?」

と聞けばいいだけ。

なのに、
難しい言葉が続くと、
脳は静かに仕事を放棄します。

そして、

「専門家が言うなら正しいんだろう。」

で終了。

思考、お疲れさまでした。
脳はここで「理解」を定時退社。

カタカナ三連発で脳は降参する

たとえば健康商品の説明。

「量子エネルギーを利用したテラヘルツ技術で、細胞レベルからコンディションをサポートします。」

・・・。

・・・何一つ分からない。

それなのに、
ちょっと欲しくなる。

( ̄▽ ̄;)

もしこれが、

「なんか体に良さそうです。」

だったら、
たぶん誰も買いません。

だから説明は、どんどん難しくなります。

難しいほど、
深そうに見える。

深そうに見えるほど、
高そうに見える。

「知らない」は「すごい」に変換される

これ、人間のクセなんですよね。

説明できない。
理解できない。

だから、

「自分には分からない世界なんだ。」

と勝手に格上認定してしまう。

昔は、
白衣を着ているだけで信用された。

今は、
横文字を並べるだけで信用される。

時代は変わっても、
脳のクセはあまり変わっていません。

本物は、意外と地味

本当に信頼できる人ほど、

「まだ分かりません。」

「この場合は効果がありました。」

「人によります。」


そんな、歯切れの悪いことを言う。

逆に、

何にでも効く。
誰でも変わる。
100%改善する。

そう言い切るものほど、
疑ってみたほうがいいのかもしれません。

一番危ないのは…

難しい言葉じゃない。

難しい言葉を聞いた瞬間に、考えるのをやめる自分。

「すごそう。」

より先に、

「それって、どういう意味?」

この一言が出る人は、
簡単には騙されない。

人間は、
知らないことが悪いんじゃない。
知らないまま納得してしまうことが、一番危ない。

人間は、
分からない言葉には弱い。

人間は、
分からない言葉には弱い。

そして、
「すごそう」は「本物」に変換される。

だから今日も、
中身より、横文字が勝つ。

人間バグ、
恐るべし。

( ̄▽ ̄;)

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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