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評価は他人が決めるもの

2018年10月3日

テーマ:心のあり方のヒント

コラムカテゴリ:ビジネス

福岡県内を北へ南へ、西へ東へと行脚が続いています。
ブログも、ココのブログ以外に、個人のモノ、経営している認可外保育園のブログと増えてしまい、ネタがあるのにブログが追いつかない〆切がある作家さん状態です。

さて、今日は評価をもらった時の対応に疑問を持っているお話を。
最近、謙遜か自己否定かわからないのですが、
ご自身の何かを事を認められて、
高い評価をもらったり、褒められたとしても、

「そんなことは全くありませんよ~。」
「それは、きっと勘違いです」
「私は、できない自分が大嫌いですから」

などと、相手から秀でた才能や能力を認められたときの返し文句に、誰に対しても瞬時に自分を否定するような言葉を発する方が増えたと感じます。

ですが、それは、あなたの何かを評価して、褒める、認める行為をしてくださった相手に対して失礼な行為になります。

なぜなら、相手が褒める時は、
あなたの事を見ていて気がついてくださるからできる事です。
また、その中には、ご自分が苦手なことを、凄いなと素直な気持ちで感じていることを伝えてくださっている方もいらっしゃいます。

自分を認めている事に対して、
「あなたは私を見る目がない」+「あなたのレベルが低いんよ」=「相手を全否定」
をしている、見えない方程式には全く気が付いていないからなのです。

たとえ、あなたの照れ隠しだったり、お世辞を言われていると思おうが、自分が嫌いだろうと、そんな感情は相手には全く関係ありません。

なので、相手が自分を認めてくれた言葉に対しては、
「ありがとうございます。そうおっしゃっていただくと、とっても嬉しいです」
と素直に感謝をすることだけで十分です。
そして、それが相手にとっての敬意を表する事にもなります。

それから、感謝の言葉を述べる事で、
他人の評価を自分自身が素直に受け入れることができるようになります。
そのことを通じて、自分を大事にし、自分の存在価値を自らが認めてあげられ、自信につながり、自分の未来を変える手段の一つにもなるのです。

この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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