人間は「知っている」と思った瞬間に見なくなる

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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人間の脳には、
少し困ったクセがある。

一度、

「知ってる。」

と思った瞬間、観察をやめてしまう。

実は、
知らないことより、知っていると思い込んでいることの方が危ない。

いつもの道は見えていない

毎日通る道。
毎日見る景色。
毎日通るコンビニ。

でも、
「コンビニの入口のマット、何色だった?」
と聞かれると、
意外と思い出せない。

見ているようで、見ていない。

脳は、
「いつもの景色」
として処理している。

人も同じ

職場の人。
家族。
友達。

付き合いが長くなるほど、
脳はラベルを貼る。

この人は真面目。
この人は優しい。
この人は頑固。

すると、
そのラベルに合う情報ばかり集め始める。

逆に、
違う一面は見逃す。

だから、
「最近変わったね。」
と言われても、

本人より周りが気づいていないことも多い。

「知ってる」が一番危ない

仕事でも同じ。
説明を聞く。
途中で思う。

あ、それ知ってる。

すると、
その先を聞かなくなる。

でも最後に、
「※ここ、試験に出ます。」
くらい大事な話が付いていたりする。

・・・そして、聞いてない。

だって途中で、
「あ、それ知ってる。」
って脳が帰宅してしまったから。

「知っている。」

その思い込みが、
一番情報を見えなくしてしまう。

初心者の方が見えていることもある

初めて来た人は、

景色をよく見る。
説明も最後まで聞く。
違和感にも気づく。

でも慣れてくると、
脳は効率化を始める。

それは便利。

でも、
同時に見落としも増える。

だから時々、初めて見るつもりで

毎日会う人。
毎日歩く道。
毎日やる仕事。

一度、
「初めて見る。」
そんなつもりで眺めてみる。

すると、
「あれ?」
と思うことが結構ある。

人間の脳は、
知らないものを見るのは得意。

でも、
知っていると思ったものを見直すのは苦手。

だから今日も、
脳は言う。

「それ、知ってる。」

その瞬間。

見えていたはずの情報は、
脳の中で

「確認済み」

のハンコを押される。

・・・見たつもりで流される。

( ̄▽ ̄;)

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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