反省は成長のカギ、悲観は鎖
人は怠けているわけでなく、言い訳の才能が違う
やらなければいけない。
・・・分かっている。
締め切りも知っている。
危険なことも理解している。
なのに動かない。
そして人は言う。
「私、怠け者なんです」
いや、違う。
人間はそんなに単純じゃない。
先延ばしにも個性がある。
怠け方にも流派がある。
観察していると、
だいたい4つの種族に分かれる。
謎の未来の自分信頼型
今の自分はやらない。
でも未来の自分ならできる。
・・・なぜか信じている。
明日の自分。
来週の自分。
締め切り前日の自分。
異常な期待をかけている。
とはいえ、
未来の自分も、
だいたい同じ人だったりする。
そして締め切り前。
未来の自分が現れる。
「え?こんな量あったの?」
・・・知らんがな。
それを見積もるのが仕事だった。
このタイプの特徴
- なんとかなるが口癖
- 締め切り直前でも焦らない
- 作業時間の見積もりが甘い
- 毎回同じことを繰り返す
対策
- 未来の自分への信仰をやめる。
- 締め切りまでの残り時間。
- 実際に必要な作業時間。
- 数字で見る。
- 希望ではなく現実を見る。
未来の自分は、
思ったほど超人じゃない。
一生オープニングが終わらないタイプ
やる気はある。
責任感もある。
真面目でもある。
・・・なのに始まらない。
なぜか。
完璧なスタートを探しているから。
資料を調べる。
本を読む。
準備をする。
計画を立てる。
・・・さらに調べる。
また準備する。
気づけば3時間。
まだ本編が始まっていない。
映画だったら、
ずっと予告編のまま。
このタイプの特徴
- 真面目
- ミスが怖い
- 理想が高い
- 等身大の自分に厳しい
対策
まず認める。
80点で十分。
世の中は、
100点の未完成より、
70点の完成品の方が役に立つ。
そして自問する。
「やらないよりマシなら何をする?」
この質問、意外と効く。
立ち上がるまでが本編タイプ
やれば終わる。
5分で終わる。
そのことも知っている。
・・・でも動けない。
面倒くさいから。
このタイプは、
やる気がないわけじゃない。
最初の一歩だけ異常に重い。
椅子から立つ。
ソコンを開く。
ファイルを探す。
そこに見えないラスボスがいる。
とはいえ、
不思議なことに、
始めたら意外と進む。
問題は始めるまで。
このタイプの特徴
- 工程が多いと嫌になる
- 結果を早く欲しがる
- 待つのが苦手
- 努力を楽しめない
対策
作業を細かく切る。
細かく。
もっと細かく。
究極は、
パソコンを開く
だけでもいい。
人間は大きな壁を見ると逃げる。
小さな段差なら意外と越えられる。
スマホに毎回負ける勇者タイプ
よし。
やるぞ。
そう思った瞬間。
スマホが光る。
通知。
メッセージ。
動画。
SNS。
・・・気になる。
少しだけ見る。
本当に少しだけ。
・・・そのつもりだった。
気づけば1時間。
そして言う。
「何してたんだろう…」
人類共通のセリフかもしれない。
このタイプの特徴
- 刺激が好き
- 退屈が苦手
- 新しい情報に弱い
- 集中が続かない
対策
意志力で勝負しない。
- スマホを遠ざける。
- 誘惑を隠す。
- 場所を変える。
- カフェに行く。
- 図書館に行く。
- 飛行機に乗る。
最後のは少し大げさだけど、
機内モードは意外と優秀。
実は一番危険なのは
先延ばしそのものじゃない。
自分のタイプを知らないこと。
未来の自分を信じる人に、
もっと気合いを入れろと言っても意味がない。
完璧主義の人に、
もっと頑張れと言うと余計に止まる。
面倒くさがりに根性論を語ると眠くなる。
スマホ依存型に精神力を求めると、
たぶんSNSを見ながら聞いている。
つまり、必要なのは攻略法。
そして人類は今日も言う。
「あと5分したら始める」
その5分。
昨日も聞いた。
先週も聞いた。
たぶん来週も聞く。
未来の自分が何とかしてくれると信じながら。
なお、その未来の自分からは、
「そっちで何とかしろ」
という苦情が届いている。
( ̄▽ ̄;)マダマニアウ…タブン



