悩むと迷うの違い
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
新しい仕事をすばやくマスターする秘訣(続々編)
前回からの流れ
前回は、受け身じゃなくて自発的に動くことがどれだけ大切かを書きました。
今回はさらに進化して、仕事を楽しみつつ、効率よく覚えるための「メモの取り方」にスポットライトを当てます。
メモを上手に取ると、記憶がガッチリ定着して、仕事もスイスイ進むんです。
仕事の覚え方ポイント:メモの取り方編
- メモを取り、重要なポイントやキーワードをキャッチ
- ビジネスシーンでは「記録を残すこと」が仕事。
コツを押さえてメモを取れば、仕事を覚えるスピードも加速しますよ。
メモの際に、内容の題目を書いておくこともお忘れなく。
筆記具を常に用意しておく
メモの準備は行動を起こすための準備
いつでも必要なときにメモが取れるよう、メモ帳とペンは常にスタンバイ。
メモとペンは使い勝手が良いものを選びましょう。
要点を押さえて書く
メモの達人は、話の要点をズバッと抜き出して書きます。
後からメモを見返したときに、「ああ、これこれ!」と思い出せるようなキーワードを書き留めておくとGOOD。
日頃から要点を押さえたメモを取ることで
情報を整理する力
伝えたいことを端的に伝える力
がぐんぐん向上します。
指示されたことは、些細なことでもメモを取る
「これぐらいなら覚えておけるだろう」と思ったことほど、すぐに忘れます。
うっかりミスを防ぐためにも、指示されたことは必ずメモにします。
メモの正確性を確保するために、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」の5W1Hを意識するとバッチリです。
自分に合った書き方の工夫をする
メモを後から見返したときに分かりやすく整理されていると、情報の吸収力もアップ。
見やすく整理されたテキストや参考書の書き方をお手本にするのも良いでしょう。
こんな書き方を試してみては?
メモを取ることに慣れていないと困惑するしかありません。
ですが。慣れてくるとメモがバイブルに変わる瞬間がやってきます。
下記は参考例としてお伝えします
メモの左3分の2に議事録を書き、右にキーワードを書く
重要度に合わせてペンの色を使い分ける
メモに自分のコメントや考えたことを追加するスペースを設ける
メモをまとめて、オリジナルマニュアルを作成する
付箋の活用も考慮する
一連の業務フローやコピー機の操作方法など、覚えにくい複雑な手順はマニュアル化しておくと便利。
取ったメモをまとめ直すことで理解が深まり、注意点や過去の失敗から学ぶことができます。
最近では、録音の許可をもらい音声を残したり、動画をマニュアル化したりすることも増えています。
産業カウンセリングを通じて気づいたこと
スマホのスケジュールやメモを多用している人ほど思い込みが強い傾向です。
そして、気持ちが焦るのか、劣等感や自信のあるなしスイッチが入っている。
そこで手書きで記録を取ることを伝えると実践を始めました。
そして、心の落ち着きを取り戻し、自分の行動を客観的に分析するようになる方が多いのことが嬉しかった。
人間とはアナログな存在で、体を動かし、声に出し、目で見て文字に起こして記憶を整理することが大切なようです。
新しい仕事を覚えるときは、しっかりとメモ取り、すぐに見られる環境は心の負荷を軽減します。
セルフケアを行いながら円滑に仕事をマスターしていきましょう!
まとめ
メモを取ることは、新しい仕事を効率よく覚えるための強力なツール。
筆記具を常に用意し、要点を押さえ、指示されたことは些細なことでもメモに残す。その際、自分に合った書き方でメモを工夫し、オリジナルマニュアルを作成することで、記憶が定着しやすくなり、仕事の効率もアップします。
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