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ものごとの手順や方法の知識は誰のためにあるか?

2019年7月22日

テーマ:心のあり方のヒント

コラムカテゴリ:ビジネス

時間やお金の使い方は人それぞれです。

その中で、ちょっと感じる事を書いたとしたら、
自分のやりたい事に没頭し、やってあげてる感満載の方がいるのですが、
その反面、それ以外に関して、他人に色々やってもらう事が当たり前となっている場合があります。
ですが、それは本人は全く気がついていません。
そして、ものごとの手順や方法の知識を活用できるよう教えている、人材を育成していると言われるのです。

その上、自分は「やっている!」と強く思っているがゆえに、気がついていないからこそできていない人に対して強い強制力を持ち、その行動において相手の全てを否定し、自分の考え意を押し付けてしまいます。
そして、そのことが全ての行動基準につながり、自己や他者評価になりダメか良いかの判断につながっています。

他には、限定したものごとの手順や方法の知識に関して自分にも厳しい、そして他人にも同様に異常なくらい厳しい方を見かけます。
そういった場合は、他が必ず抜けていて、言っていることとやっていることに整合性が取れない未成熟な場合もあります。
仕事柄、ついつい気がついた時はどうしてなんだろうと、やんわりとお節介をして声をかけるのですが、何と戦っているのか、耳を傾ける事ができず、気持ちの切り替えや受け入れることも先ずできない状態にいらっしゃる。

そんな時、私もそんな頃があったなぁと、反面教師にできる機会として、自分を振り返ることができるので感謝していますけど、本人は苦しいだろうなぁと思っています。

単純に言えば、アンテナを張って、何かに気がつけばいいだけですが、それは誰も教えてくれないので、自分の視野を主観的から、客観視できるように、物事の捉え方や考え方を柔軟に切り替えていくしかないのです。

ものごとの手順や方法の知識は誰のためにあるか?
と自問自答したとき、

私が言えることとしたら、
ものごとの手順や方法の知識は、必要な人に対して活用でき、役に立つだけ。
反対に、必要だと感じていない人に対しては、無駄・自分には要らないと思われるということです。

皆さんは、皆さんの持っている、ものごとの手順や方法の知識。
いわゆるノウハウはどのように活用されていますか?

この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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