Mybestpro Members

上杉耕生プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

なぜバランスが大事と言われるのか?

上杉耕生

上杉耕生

テーマ:セルフケア

皆さんこんにちは
愛媛県松山市ゆかい整体の上杉です。

からだの不調、
スポーツをしていての身体の痛み
いわゆるスポーツ障害などでも

よく整体・接骨院などで

体のバランスを整えましょうと
言われることがあると思います。

なんとなく体のバランスは大事とは
思いながら受けられるかもしれませんが

ただ左右差のバランスを整えるだけのお話ではありません。

みなさん個人差がありもともと左右差はあって
しかるべきものです。

それよりも大事にしないといけない
バランスの考え方を

今回は例を用いてお話ししたいと思います。

野球をしていてピッチャーで

肘が痛くなるいわゆる野球肘、

肘の内側が痛くなるあれです。

手首を回したりする動作を多用するため
前腕についている回内筋が硬くなり
痛みを引き起こしていると思われますが、

この前腕の筋肉ばかり酷使しているのは
腕がしっかり触れていないんじゃないかということで

肩関節がしっかり動いて
腕が振れているかを見ます。

肩が動いていないのであれば
肩甲骨の動きをチェックします。

肩甲骨が動いてないのであれば
肩甲骨をスムーズに動かせるようにする
肩甲骨周りの筋肉も見ます。

肩甲骨周りの筋肉がうまく働かないのは
骨盤から肩甲骨を通り上腕についている
広背筋が働いていないからなども見ます。

広背筋が働きにくいのは
骨盤がグラグラしているからかもしれないので
骨盤の動きを見ます。

骨盤がグラグラするのは
お尻の筋肉など股関節周りの支持が弱いから
お尻の状態などを見ます。

股関節の支持が不安定なのは
ひざ関節の安定性が低下しているから

ひざがグラグラするのは
足首が硬いから

などなど
肘の痛みの訴えであるにもかかわらず

原因をたどっていくうちに
肘からどんどん離れて
体全体を見ていくことになります。

上記の腰や股関節、足首などをみていくのはほんの一例で
個々によって千差万別なため

かならず皆の投球フォームをチェックして
どこが不安定か動いていないかを見ます。

身体のバランスを見るということは

左右差のバランス・手足の長さの違いを
チェックするというというのではなく

動作をする上で
体の各パーツがしっかり
動かせられているかを見ることを指します。

基本的な事ですが
とても大事なことです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

上杉耕生
専門家

上杉耕生(理学療法士)

ゆかい整体

痛みを引き起こしている原因を突き止め、人間が本来持っている自然治癒力を生かしながら、本来の機能を回復できるようサポート。成長期の子どもに起こるスポーツ障害もお任せください。

上杉耕生プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

畑中式メディカルテーピングで痛みの改善に取り組むプロ

上杉耕生プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼