退職者を減らすためのメンター制度
こんにちは。
成果を出し続ける仕組み作りコンサルタントの岡本です。
何故、ウチの会社は人が辞めるのか。。。
こんな事を考えた事はありませんか?
多くの管理職にとって、人が辞めるのは頭の痛い悩みです。
手をかけて育てた部下が辞めると、精神的にもつらかったりしますよね。
しかし、一歩立ち止まって考えてください。
人が辞めると何が困るのでしょうか?
本当に、人がいないと困るのか、それとも、人がいなくても良いのか
この点を考えたことがありますか?
実は、「人じゃなくても良いのではないか」と考えて
改善策を考える事ができると業務が効率化します。
例えば、
・優先順位をつける
・無駄な作業の撲滅(手待ち、転記、確認、必要のない移動)
・使用するツールを統一する(FAX、電話、メール、LINE、メッセンジャー)
・情報を共有化する(ICT等の活用)
・ルーティーンの仕事はマニュアル化(誰でもできる様に)
これを考えると、実は、結果的に業務が効率化されて
「無駄だな~」と思う事を削減り、仕事が効率よくできる様になると
人は辞めなくなります。
さて、話を戻しますが、
人が辞める理由(離職理由)はどの様な理由でしょうか?
2017年の中小企業白書によると、
第1位は「定年・契約期間の終了」です。
続く、第2位は「収入が少ない」で、
第3位は「労働条件が悪い」となり
第4位は「会社の将来が不安」です。
この様な理由で退職するのです。
「定年・契約期間の終了」というのは労働契約上
どうしても避けられない事かもしれません。
第2位と第3位は人が辞める大きな要因になります。
これは、有名なハースバーグの「動機付け・衛生理論」
でも論じられております。
では、どうしたら辞めるのを防止できるのでしょうか?
高い給料を出せはよいのでしょうか?
同じく、2017年の中小企業白書によると、
仕事につく(入職)の理由の第1位は
「仕事の内容に興味」です。
第2位は「労働条件が良い」
続く第3位は「能力・個性・資格を活かせる」
第4位は「とにかく仕事に就きたかった」です。
そして、「収入が多い」は第5位なのです。
それらを踏まえた上で、
有名なハースバーグの「動機付け・衛生理論」を見てみると
いろいろな事が見えてきます。
この話はまたの機会にしますね。