目標が達成できない部下③~達成させるプロセスを考える~
管理職育成コンサルタントの岡本です。
いい上司になるためのワンポイント!
「朝、部下の顔をみながら〇〇さんおはよう!と自分から挨拶をする」
「コミュニケーションの第一歩は挨拶です。」とお話しをすると、
そんなのわかっているよ、いつもやってるよ、という顔をされます。
でも、本当にできてますでしょうか?
この、いい上司になるための朝の挨拶は3つポイントがあります。
ポイント1:部下の顔を見ながら
必ず相手の顔をみてください。そして言葉を発してください。そうしないと相手に声が届きません。
パソコンの画面を見ながらうつむいて言ってませんか?
コミュニケーションは”受け手が主体”です。相手に意思が届かなければコミュニケーションになりません。
必ず相手の顔をみて、意思を届けてください。
ポイント2:〇〇さんと名前を呼ぶ
何故、名前を呼ぶ必要があるかかわかりますか?名前を呼ぶという事は相手を承認する第一歩なのです。
相手に対して「私はあなたを一人の人間として認識してます。」とのメッセージなのです。
ちょっと抵抗があるかもしれませんが、「〇〇さん」と名前を呼んでください。
ポイント3:自分から挨拶する
「部下から挨拶するのが当たり前だ!」なんて思ってませんか。朝、上司から言葉をかけるのは、単に挨拶のためだけではなく、管理職としての「仕事」のためです。
では、どんな「仕事」でしょうか?
それは、相手の反応を見る事で、今日の状態を把握するためです。
部下のも人間です調子のよい時も悪い時もあるでしょう。でも、仕事をする上では、一定以上のモチベーションを保ってもらい、良いパフォーマンスを出してもらわなければなりません。良いパフォーマンスを出してもらうために、鼓舞したり冷静にさせたりすることは上司の重要な仕事です。そのために部下の状態を把握することが朝の一番最初の仕事です。
今日、声をかけた部下はどんな反応をしめしましたか?ほほ笑み返しました?元気はありましたか?目をそらしませんでした?小さな反応を逃さず見て、相手の状態を把握してください。
最後に、この挨拶のルールですが、必ず全員に行ってください。
挨拶したり、しなかったりは最も良くないです!
明日の朝からさっそく実行して、いい上司になってください!