英検1級道場-2026年度 通訳案内士試験 1次試験を受験した元受講生からレポートが届きました

山中昇

山中昇

テーマ:その他、番外

先日実施された「2026年度 通訳案内士試験 1次試験」を受験した元受講生からレポートが届きました
よくまとまった内容なので皆さんとシェアします

●日本地理の概観
全体的な難度は例年並みとの見方がある。
頻出事項だけに絞った学習では対応しにくかった。
世界遺産、重伝建などの定番分野からの出題が少なかった。
地図上の位置関係や周辺知識を問う問題があった。
観光地名の丸暗記ではなく、「どこにあり、周辺に何があるか」という理解が必要だった。確実に正誤を判断できるだけの、正確な知識が求められた。
日本地理は、「話題になっている観光地を覚える」だけでは不十分です。地図、交通、自然、文化、歴史的背景を相互に関連づけて理解することの重要性が、改めて示された試験でした。

●日本歴史の概観
暗記量だけでは得点が安定しない。
設問の「正しい」「誤っている」の読み落としが致命傷になる。
選択肢を複数の要素に分解して検討する必要がある。
観光資源と関連づけた歴史学習が有効だった。
過去問と同じ形の問題を期待するだけでは不十分だった。
簡単に見える問題を深読みしすぎる危険もあった。
「聞いたことはあるが、断定できない」という選択肢が多かった。
本年度の日本歴史は、「何となく知っている」という知識と、「根拠をもって正誤を判断できる知識」との差が、得点に明確に表れた試験だったといえます。

●一般常識の概観
難しいと感じた受験者が多かった。
従来よりも出題範囲が広がった印象が強い。
観光白書からの直接的な出題は比較的少なかった。
直近一年から二年の出来事、人物、政策が重要だった。
政治・経済・産業・スポーツ・文化まで幅広く問われた。
20分で20問のため、深く考え込む時間がなかった。
難問がある一方、確実に正解すべき問題も含まれていた。
基本問題を取りこぼさなければ合格基準点に届く可能性があった。
一般常識は、もはや「観光白書の数字を暗記する科目」ではありません。
日頃からニュースに接し、日本の政策、経済、社会、文化、スポーツ、国際的な受賞者などについて、「これは外国人旅行者に説明する可能性があるか」という視点で整理する必要があります。

●通訳案内の実務の概観
本年度で最も時間不足の訴えが多かった。
18問に対して20分という時間が非常に厳しかった。
問題文と選択肢の文章量が多かった。
単純な四択問題が少なかった。
六択、十択、組合せ問題が多数出題された。
「正しい」「正しくない」が混在していた。
暗記だけではなく、文章を読んで判断する力が問われた。
時間的圧迫によって、基本事項でも誤判断が起こった。
後回しにすべき問題を早期に見極める必要があった。
一方で、ガイドラインを何度も読み込み、過去問を解いていた受験者からは、問題形式に驚きながらも、何とか時間内に解答できたとの報告もありました。
したがって、ガイドラインと過去問の学習が無意味だったのではありません。しかし、本年度は、それらの知識を「短時間で取り出し、複雑な選択肢に適用する力」まで求められたと考えるべきでしょう。

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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