英検1級道場-戦い済んで、日が暮れて(46回目) 2016-2英検1級1次試験と格闘
2025年度第1回から英検2級と準2級の間に、準2級プラスという試験が追加されました
英検のホームページで試験問題とリスニングのスクリプト/音源が公開されたので、3つの試験の違いについて研究してみました
参考:2025-1試験問題は下記の英検HPで入手できます
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
■実際に解答してみて実感したことを以下に羅列します
・準2級と2級にはかなり大きなレベル差がある
・準2級と準2級プラスのレベル差は明確に意識するのが難しい
・試験問題の構成も考慮すると、準2級プラスは2級を簡単にしたというイメージで考えるとわかりやすい
◇級が上がることに、
・単語問題では、日常的な単語に加えて、より抽象的な語彙や社会的事象に関する単語が出題される
・読解問題においても、より抽象的な内容の文章や話題が増え、文章理解のレベルアップが問われます
社会的事象が出題されます
今回2025-1 2級読解問題の間違いの選択肢、難度が上がったように感じます
準2級プラスは、素直な4択が多いと思いました。
・要約問題でも、文章量(問題文も要約文も)が増え、抽象的な概念が増えていきます
・英作文は意見を述べるだけではなく、論拠や具体例を求められるようになる
より理論的な内容を求められ、二次対策になります(二次試験もこの点が求められます)
・リスニングも上記と同様の傾向が見られます
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英検準2級プラスを追加した理由は、2級合格が難しいという高校生が多いためと理解しています
そうであれば、英検が準2級プラスを追加したのは、準2級を合格しても2級合格が難しくて、その後の英検受験を諦めるのを防ぐために、受験者確保を目指しているのではという穿った見方もあります
準1級と1級の間の壁はさらに巨大であることから、将来、準1級プラスが追加される可能性があるかもしれません
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興味がある方は下記をごらんください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/
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