英検1級道場-苦節24年、英検1級1次試験 1勝71敗 2次試験0勝1敗 秋の合格を目指す
下記は、高円宮杯・全日本中学校英語弁論大会・愛知県代表としてスピーチをした受講生の記事です
2021/12/10に投稿したのですが、4年目に入っても、毎月コンスタントにアクセスがあり、興味の高さを示しています
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5100091/←これです
実は、このマイベストプロのコラムでは紹介していませんが、昨年、高校生の受講者が、地方自治体主催のプロジェクトに応募し、難関を突破して選ばれ、海外で行われた国際会議に参加したのですが、その準備をサポートしました
英検1級道場には、このように、英検合格だけでなく、その他の英語の催しものにチャレンジし、優秀な成績をあげる受講者が居られます
いつも言っていることですが、英検1級道場は、英検1級や準1級に合格するためのテクニックを教える予備校ではありません 読み、書き、聞き、話すという4つの言語能力を、幅広く、バランスよく鍛え、英検だけでなく、様々な試験にチャレンジして合格する力を養う学び舎です
プレゼンテーション資料作成、面接への対応を含めてサポートします
どのような取り組みであれ、相談ください
1人1人のニーズに沿って、手作りで、しっかりとサポートしていきます
下記に、この記事を貼り付けておきます
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2021/12/10
中学1年生の受講生が、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に、愛知県代表として出場しました。
学校代表として選ばれ、さらに愛知県代表となって全国大会に挑戦しました。たいへん堂々としたスピーチで高い評価を受けました。
本人から挑戦の記録をいただいたので、了解を得て、ここにご紹介します。
スピーチに取り組む姿勢は、大人のスピーチ(英検2次試験)にも参考になるのではないかと思います。
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◆高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に出場することになった経緯
6月頃、教室の後ろの壁に高円宮杯に出場する学校代表を決めるためのオーディションの案内の紙が貼ってありました。6年生の時から何度か英語のスピーチコンテストに挑戦してきたので、この募集案内はすぐ私の目にとまりました。
学校内オーディションまではあまり日にちがありませんでしたが、テーマは自由で1分以内のスピーチをするというものだったので、6年生の時に出た英語スピーチコンテストの原稿をうんと短くして、1分以内のスピーチにしました。
学校内オーディションは7月の頭にありました。1年生から3年生までの希望者が集まりました。そして学校代表として選ばれ、次の愛知県大会に出場できることになりました。
◆愛知代表になるまでの取り組み
本来なら、各学校代表に選ばれた人は、岡崎市大会、西三河大会を経て愛知県大会に進みます。しかし、私の学校はシード校になっていて、学校代表に選ばれたらそのまま県大会へ進むことができます。一見楽なように思えますが、気持ち的にはそうでもありませんでした。
なぜなら、私以外のほとんどの県大会出場者は、各市の大会、各地区大会、という二つの大会を経て来ているので、すでに2回も舞台でのスピーチをこなしているからです。そういった出場者がどれくらいのレベルのスピーチをしているのか、私には全くわからなかったので、とにかく自分にできる最高のスピーチに仕上げていくしかありませんでした。
◆出場するために何をしたか
県大会でのスピーチは、テーマは自由で5分以内という規定でした。
私は、私にしか話せないスピーチの内容にしたいと思い、小さい頃住んでいた中国の北京での経験をもとに、自分の考えをまとめた5分間の原稿を作りました。
まずは日本語でしっかりまとめた後、英語にしていきました。普段通っている語学教室のカナダ人講師に原稿をチェックしてもらい、微妙な表現の仕方などネイティブの人が読んでも不自然ではないように完璧な英文にしました。
そして、発音は同じ語学教室のアメリカ人講師に徹底的にレッスンしてもらいました。普段の話し言葉ではない、アメリカのアナウンサーが実際に話しているようなクリアーな発音ができるよう、ものすごくゆっくりとした練習を重ね、一つ一つの単語をきっちり発音していけるようトレーニングしました。
特に気をつけたのは語尾の発音です。普段の会話なら気にならないことでも、アナウンサーレベルで考えたらまだまだできていない発音があり、今回それを訓練できたことはとても良かったと思います。
◆取り組みの中で学んだこと
スピーチは人に伝えたいことが伝わらなければいけません。どうしても棒読みになりがちでしたが、自然なジェスチャーや顔の表情で、なるべく原稿の内容が伝わりやすいように、表現力をつけることが一番苦労しました。自分ではやっているつもりでも、先生からはもっと表現するように言われたり、ビデオ撮影して自分で客観的にスピーチをチェックすると、思っているよりも全然表情がないことに気がつきました。
私はピアノもしていますが、母から「自分が思っている3倍表現しないと聴いている人には伝わらない」とよく言われていて、英語のスピーチもまさにその通りだと思いました。
愛知県代表として出場した全国大会では、とても自然な表現や強く訴えかけるような説得力のある表現をしている人が多くいて、私は表現力という点ではまだまだだと思いましたが、最初の棒読み状態から考えると、「表現する」という点で一歩成長できたような気がします。
◆今後の課題、目標
私は英語以外に中国語を話すことができるので、今回のようなスピーチを是非中国語でも挑戦してみたいと思っています。
中国語も6年生のときに受けた中検スピーチコンテスト全国大会で審査員特別賞をいただくことができましたが、中学生になった今、また違った原稿が書けると思うので、中学生の英語スピーチコンテストとして国内最高峰と言われている高円宮杯のように、中国語も最高峰と言われるようなコンテストがあれば、ぜひ挑戦してみたいと思います。
◎高円宮杯英語弁論大会ニュース(ミクス放送)
https://www.youtube.com/watch?v=nHmVxHXJrqI
◎本人のスピーチ風景です
https://www.youtube.com/watch?v=QLAICUj8rEA&t=7s