英検1級道場-苦節24年、英検1級1次試験 1勝71敗 2次試験0勝1敗 秋の合格を目指す
英検1級合格3回目の快挙を果たした受講生から嬉しい体験記が届きました
手元の記録を見ると、2022/07~2022/11にかけて、30分/コマのレッスンを17回受けておられました。
RLW全体がバランスよく鍛えられており、特別に良くできる人だったという記憶があります。
受講終了後もこまめに連絡をくださり、さらに成長している様子が手に取るようにわかりました。
下記の体験記を読むと、勉強の仕方がよくわかります。たくさんの学びを得られるはずです。
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山中さんの英検1級道場で二次試験対策を受けたのが、2022年夏から秋にかけてでした。
その後、1級を3度受験し、今回3度目の合格を果たすことが出来ました。
毎回一番ネックになるのが2次試験対策です。話すことに苦手意識があるからです。
スピーチについては、過去問や予想トピックを片端から拾い自分なりにラフに論点を考えます。
その後言い易い表現を使い時間内に収まるよう調整していきます。
推敲にあたっては今回ChatGPTなどのAIツールも活用しました。過去問や対策問題集等のスピーチサンプルは完璧なので、参考にすることはあってもそれらをそのまま使うことはありません。
私は音から自分に刷り込んでいくタイプなので、とにかく自分で喋ることを実践しました。気がつくと喉が枯れていて、自分で録音したスピーチの声がかすれているものもあります。
英作文と二次試験のトピックは区別せず、スピーチ例を作成しては録音し、それを聴きながら推敲する。言いにくい表現は都度修正を入れ、また録音し聞き喋る。この繰り返しです。
スピーチは70例くらいは録音し直したと思います。そうすることで、違うトピックであっても、自分のスピーチの一部を組み合わせて話をまとめられるようになっていきました。
スピーチの作成と練習が英作文にも大いに役立ちました。スピーチで論点をまとめるようになってから、英作文でも案が浮かんで書けるようになり、今回は英作文のCSEスコアで自己ベストを達成出来ました。
一次試験対策は、毎日単語アプリを活用し、読解は過去問の解説までしっかり読むことを心がけました。リスニング対策は、英検受験前のTOEICのリスニング対策が役に立ちました。
それでも今回は、毎日決まった英語ニュースを聞き、少し簡単なニュース教材を使い意味をとりながらのシャドーイングも行いました。
短時間でもこれらを毎日続けるうちに、かなり細かい音まで聞こえると実感できるようになりました。3度目合格前は過去問を使ってのリスニング対策は全く行っていません。
参考までに、今回の二次試験のトピックは、Do people value intelligence and knowledge less than they did in the past? を選びました。答えはdisagreeです。
但し、1つ目の論点でAIの普及について話したあと、2つ目に移る際に頭が真っ白になってしまい、しばし空白の時間ができてしまいました。その後途中まで話したところでタイムプアップになりました。
そこで諦めてはいけません!その後の質疑応答で落ち着いて答えられたので、スピーチの失敗を挽回することが出来ました。
その他、毎日決まった時間に英語だけでなく日本語ニュースもしっかり聞き、知識をアップデートするよう心がけました。基礎知識があると英語ニュースもより理解できます。
最後に、結果としては、1回目合格時から2回目合格時はCSEスコア総合点で50点アップ、2回目合格時から3回目合格時は73点アップ出来ました。
これは決して楽に達成したものではありません。あれこれやらずに決めたことを毎日きっちりやり切る。私の合格の秘訣です。
山中さんが毎回受験されていることも私のモチベーションの源泉になっています。
もし私が英検1級道場の門を叩かなければこの充実感を味わうことは一生なかったと思います。
本当に有難うございます。