英検1級道場-人知れず努力を積み重ね、栄冠を勝ち取った女性がいます
今回、英検1級道場で英検準1級2次試験をサポートした小学1年生のお母様から体験記が届きました。
小学校低学年で準1級合格という快挙です。
ここにシェアさせていただきます。
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小学一年生、7歳で英検準一級に合格しました。
合格までの経緯
本年度第一回準一級 不合格
本年度第二回準一級 不合格
本年度第三回準一級 一次二次ともに合格
(幼稚園の間に2級まで合格しております。宜しければ、一年前の体験記をご覧ください。)
小学一年生時の一年間の英語学習経過を以下に列挙します。
①新しく始めたこと→新たなオンラインサービス(定額で授業受け放題)。幼稚園まではプリスクール(週5回、1日4時間)でした。英語環境がゼロになるため、費用と自由度の高さから選択しました。
②新しく始めたこと→アフタースクール。週1回2時間(長期休みに開催されるシーズナルスクールも参加しています)
③準2級学習より継続していた英検のためのオンライン学習。11月まで。週4~5回程度、1回25分。テキストは、『7日間完成英検準1級予想問題ドリル』。フィリピンの先生によるオールイングリッシュの授業。
④2022年度第三回受験前、11月半ば~1月半ばまで英検学習塾(オンライン)で学習。先生は日本人大学生。4技能それぞれ、週1回45分。
⑤第三回一次試験合のため、山中先生に一年ぶりにコンタクトをとり、二次試験対策をお願いしました。全10回、1回30分。
⑥多読。
以上の6点が、この一年でやってきたことです。
娘の学習においては、日本語ではなく英語で新しい概念を学ぶこととし、英語を日本語と同様と位置づけました。つまり英語でも日本語でも、知らないことは一から概念を教える必要があります。
ところが、英語での学習が進むにつれ、先生方の教える力が問題になってきました。学習内容が難しくなると、先生方も英語で理解させることが難しくなります。③のオンラインを辞めた理由です。先生方が、娘に理解できるように説明できないことは教えてくれなくなったためです。
④の英検学習塾は日本語での授業でスタートしました。娘は日本語での解説が理解できず、途中から英語での授業に切り替えていただきました。
⑤について。なんと、日本語なのによく分かると娘が言うのです。一年前のニ級二次試験の際もお世話になりました。英語だけでなく、日本語や世の中の面白さも教えてくださります。
最近、「文法ってなに?」と娘に聞かれました。漢字がだいぶ読めるようになり、《文法》という日本語に出会ったようです。基本的には今まで同様、《英語を》学んでいるわけではなく、《英語で》学んでいます。しかしそれだけではなく、《英語を》学ぶことも増えてきたように感じます。
英検一級道場の授業は、日本語での説明を求められます。これからは、それが勉強になります。前述した通り、漢字学習が進むとともに、日本語の語彙は大幅に増えます。26文字のみの英語が先行しておりますが、日本語が伸びる時期に入り始めていることを感じます。これは、大きな変化です。英語から日本語への架け橋となる授業は、娘にとって重要な時間です。
次は英検一級が目標となりました。
「根拠は何か?を完璧に理解」「一文一文を隅々まで理解できているのか」が求められます。こんなレベルを求められる場所に入り始めていることに気付かされました。
私が理想とするのは、好奇心の先に学びがもてるようにすること。その意味で、受験勉強はさせたくないことのひとつです。最近はそれをさせてしまっているのか?と自問自答しました。
しかし、当の本人を見ていると、級が進むにつれ、《新しい》《面白い》素材に出会えるため、より好奇心の強い学びに発展しているように感じます。
試験後は毎回、「楽しかった~」と帰ってきます。娘にとって英語での学びは、ストレスを感じにくいようです。娘のこれからの変化が楽しみです。