英検1級道場-帰国子女中学1年生奮戦す! 英検1級合格体験記
2022-1で英検1級に4回目の合格を果たした受講生から体験談が届きました。
これまでの英検への取り組み方がわかる内容ですので、ここにシェアします。
私の体験から、英検1級に何度も合格するというのは、たいへん難しいことです。
英語の実力を維持するために、英検は有効な手段です。
挑戦してみてください。
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今回英検1級4回目の合格を果たしましたが、長い道のりでした。
以下、今回の合格までの経緯をまとめてみました。
■2次試験当日
面接会場は、新横浜東芝研修センター。
12:50集合でしたが、早めに着き、13:15に呼ばれました。
面接官は日本人女性とアメリカ人男性。実は日本人面接官の英語が聞き取りにくく、一度に気が上がってしまい、緊張モードになりました。
でも、笑顔で二人の目を見ながら、落ち着いて話そうと心がけました。
選んだトピックは Does society take fake news seriously enough?
社会はフェイクニュースを深刻に受け止めているか?です。
しかし、話し始めてみたらフェイクニュースをいかに防ぐかという論点で話してしまい、失敗を自覚しました。
スピーチしながら、一貫性なく答えになっていないのを確信。
気持ちを切り替え、Q&Aパートで挽回しようと集中しました。
結果は、スピーチ5、Q&パート8、文法・語彙8、発音8の計29点。
スピーチは今迄で最低点でしたが、他で補うことができたようです。
。今回の二次試験結果に反省しきりです。覚えているセリフを暗唱しても通用しません
。社会的事象を捉え、論理的、的確に答えられませんでした。「話せるはず」で詰めが甘
かった!情けないです。
■英検1級に初めて合格するまで
英検1級一次合格まで、13回挑戦しました。
二次試験は全て一度で合格です。
初回に合格してから後は、4勝1敗です。
受験当初から毎回目標を立てました。ずっと日本で生活、英語環境ではないので、「6年で合格」と決めました。
理由は、単語や文法のインプットに数年、アウトプットにもう数年掛かると思ったからです。
最初の目標は、まずスコアを半分取る事でした。
結果を見て修正、また次の目標を立てるという繰り返し。楽観的に受け止め、少しずつ出
来ることが増えるのは楽しかったです。
試験に合格するには、自分の実力を客観的に判断するのは大変重要です。その際、スキル
のある方に判断していただくと時間を無駄にしません。そんな時、山中先生の門戸をたた
きました。「こんなことを教えてほしかった!」ピタっと来た直観は正しく、時間を有効
に使えました。
■ 今後の取り組み
勉強すればするほど、知らないことが多いと感じます。
ですから、英語を通じて知識や教養を身につけるのが今後の目標です。
新しい世界に触れると好奇心が刺激されます。物事を多角的に考える力を養い、熟考し、英語で表現したいと思います。