英検1級道場ー日本語になじまない英語表現①

山中昇

山中昇

テーマ:読解力向上のために

これからシリーズで、日本語になじまない英語表現を英検の過去問を使いながら、実例で示していきます。

当たり前すぎて笑われてしまいますが、英語と日本語は違う言語です。
日本語の直訳では全く意味が通じない英語表現がたくさんありますが、典型的な例を紹介していきます。


今日の例文はこれです。

Biohacking is ”when” people who are not professional scientists alter the DNA of various living things.

これは Rewriting DNA という英検2級読解問題の一節です。

when に特徴があります。
biohackingというのはどういうことか、という説明なのですが、that とか S + V のあとが that で始まったり、not で始まったりするのは見たことがあるのですが、今回のように when で始まる例は私も初めてです。

文法用語では、that 以下のことを that 節というのですが、それでいくと when 節とでもいうのでしょうか。

この文章を直訳すると

バイオハッキングは、専門の科学者でない人(素人)が様々な生物の DNA を変える”とき”のことです。

この ”とき” がしっくりきません。

これは文法がどうのこうのというよりも、英語ではこのように言うんだ、と覚えるしかありません。

今後もこういう例を紹介していきます。


関連記事はこちらです↓

日本語になじまない表現 ②    https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5075287/

日本語になじまない表現 ③    https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5075291/



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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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