【第28弾】高齢者が賃貸住宅を断られる理由は?大家さんの不安を減らす5つの対策

「一人暮らしの親に電話をしても出ない」
そんなとき、仕事が忙しいだけだろうと思いながらも、不安になるものです。
電話に出ない理由は、外出、入浴、体調不良、携帯電話の電池切れなど、さまざまです。
しかし、いつもと違う状態が続いている場合は、早めの安否確認が必要です。
まず、次の5つを確認してください。
1.時間を変えて連絡する
電話だけでなく、メールやメッセージも送りましょう。短時間に何度も電話をすると、外出中の場合は気づかないこともあります。
2.近くに住む親族や知人へ連絡する
近所の友人、民生委員、定期的に訪問している介護事業者など、最近の様子を知っている人がいないか確認します。
3.管理会社や大家さんへ相談する
賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんへ連絡し、郵便物がたまっていないか、最近姿を見ているかなどを確認してもらいます。
4.いつもと違うサインを確認する
新聞や郵便物がたまっている、洗濯物が何日も同じ状態、照明がついたまま、室内から異臭がする場合は注意が必要です。
5.緊急性があれば警察や消防へ相談する
持病がある、数日間まったく連絡が取れない、室内から異臭がするなど、命に関わる可能性がある場合は、警察や消防へ相談してください。
家族だからといって、合鍵で突然室内へ入ることは避けましょう。
万が一、室内で亡くなっていた場合は、現場の状況を変えてしまう可能性があります。強い異臭や害虫を確認した場合も、むやみに室内へ入らず、警察の指示に従うことが大切です。
安否確認で最も大切なのは、「もう少し待ってみよう」と異変を放置しないことです。
発見が遅れると、室内の汚染や臭いが床や壁へ広がり、特殊清掃や消臭が必要になる場合があります。
全花連では、万が一の際に、残置物撤去、特殊清掃、特許技術「花輪式完全消臭」から、居室の明け渡しまで一貫して対応しています。
しかし、本当に大切なのは、事故後の清掃ではなく、異変へ早く気づける関係と仕組みをつくることです。
「毎週○曜日に電話する」
「連絡が取れないときは誰に知らせる」
「緊急連絡先を定期的に更新する」
この3つを、親が元気なうちに家族で決めておきましょう。
次回は、「孤独死を防ぐ見守りサービスは何を選べばよいのか?」を、機械による見守りと人による見守りの違いから分かりやすく解説します。


