04.Web集客で最初に見るべき数字はアクセス数だけではありません
はじめに
こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回のコラムでは、ブログやコラムを集客につなげるための考え方についてお話ししました。
今回は、ホームページを作る際につい陥りがちな「見た目」のお話です。テーマは「ホームページのデザインより先に考えるべきこと」です。
「とにかくおしゃれでかっこいいサイトにしたい」の落とし穴
ホームページを新しく作ったり、リニューアルしたりするとき、多くの経営者の方が「今風のおしゃれなデザインにしたい」「かっこいい動画をトップページに流したい」と考えます。
もちろん、お客様に信頼していただくために、見た目がきれいであることは大切です。しかし、「デザインの良さ=集客できるホームページ」ではありません。どんなにデザインが優れていても、自社の強みやお客様へのメッセージが「言語化」されていなければ、誰の心にも響かない、ただのきれいなパンフレットになってしまいます。
私の著書でも「あなたのやりたいこと『言語化』できていますか?」という項目で解説している通り、デザインを制作会社にお願いする前に、まずは自分たちの頭の中にある考えを「言葉」にして整理することが何よりも重要なのです。
デザインの前に「言語化」すべき3つのポイント
では、具体的に何を言語化すればよいのでしょうか。制作会社に依頼する前に、社内で以下の3つのポイントを話し合ってみてください。
1.「なんのため」に作るのか?(サイトの目的)
まずは、ホームページを作る目的を一つに絞りましょう。
「新規のお客様を集客したい」のか、「一緒に働く仲間を採用したい」のか、あるいは「企業としてのブランド価値を高めたい」のか。この目的がブレていると、どんな情報を一番目立たせるべきかが決まらず、ちぐはぐなデザインになってしまいます。
2.「誰に」見てほしいのか?(ターゲットの設定)
次に、そのホームページを届けたい「お客様の顔(ペルソナ)」を具体的に想像します。
「20代の若い女性」なのか、「50代の地元企業の社長さん」なのかによって、好まれる色使いや、読みやすい文字の大きさ、使われる言葉遣いはまったく異なります。ターゲットの性別、年齢、趣味などを明確にして初めて、お客様に親しまれるふさわしいデザインが決まるのです。
3.「どう行動してほしい」のか?(最終的なゴール)
ホームページを見たお客様に、最後にどんなアクションを起こしてほしいですか?
「電話で問い合わせてほしい」「LINEに登録してほしい」「商品をカートに入れて買ってほしい」など、得たい成果(専門用語でコンバージョンと呼びます)を決めましょう。このゴールが明確であれば、問い合わせボタンをどの位置に、どんな色や形で配置すればよいかという「集客のための導線デザイン」が自然と決まります。
おわりに
ホームページのデザインは、この3つの要素(目的・ターゲット・ゴール)という「しっかりとした骨組み」の上に肉付けされるものです。見た目にこだわる前に、まずは社内で「自分たちがWebで実現したいこと」をしっかり言葉にしてみてくださいね。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


