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●毛幹部
毛幹部は、皮膚から上の部分で次の3層から成り立っています。
1、毛小皮(キューティクル)は、薄いウロコ状に重なり合い、毛幹内部を保護しています。
2、毛皮質は、キューティクルに囲まれて内側にあり、毛幹の殆どを占め、その大部分がケラチンたんぱく質です。この層の厚さが毛の硬さを変化させます。
3、毛髄質は、皮膚の下の毛包下部ではグリコーゲンを含んだ液状で満たされていますが、上方に行くに従って脱水していきます。それに変わり空気が入り込みます。
人間は、頭髪を含め毛髄質が存在しないことが多く、また有ってもとぎれとぎれの状態となっています。
●毛根部
皮膚の下には、毛の毛根部と、それを包み込む袋である毛包と、毛根のくぼみに食い込んでいる毛乳頭があり、これら全てを総称して毛根と称することもあります。
その他に、皮脂を分泌させる皮脂線と、鳥肌を立てる起毛筋等があります。
また、毛根の下の方の球状のふくらみを毛球部といいます。
【毛乳頭について】
毛乳頭は真皮層の血管が凝集してできています。
なお、自律神経の支配も受けてストレス等による交感神経の緊張は、毛乳頭の血管を収縮させて血流を滞らせてしまいます。
毛乳頭の周囲は毛母細胞が取り囲んでいます。
毛母細胞は、毛乳頭の血液からにじみ出す組織液を介して栄養と酸素を受け取り、炭酸ガスと老廃物を排出し、それを取り去ってもらって細胞分裂をしていく、つまり、毛を成長させていくのです。
毛の成長には毛乳頭の血液が充分であることが不可欠です。
【毛周期(ヘアーサイクル)について】
人間の場合、カラダ中の毛は一本一本それぞれに独立したサイクルを持っています。
ですから、一斉に抜けたり一斉に生え変わったりはしません。
皮膚表面に見えている毛は、頭髪では約80%ありますが、その他のカラダの毛は1/3ほどが皮膚表面上に生えているだけです。休んでいる毛の方が多いのです。レーザー脱毛などで処理して効果を実感できるのは更に表面の毛の1/3と小さい確率です。
細かくて見えにくい方向けにPDFにしました。
http://goope.jp/goope/4902/1209201505342bzs.pdf
成長期・・・毛根はみずみずしく、毛包は真皮の奥深く入り込み長く伸びています。
退行期・・・毛根、毛母と毛乳頭の結びつきが緩み、水分量は減少していきます。
休止期・・・毛乳頭が毛包の外に取り残されて水分も少ない状態です。
【ムダ毛に関するコラム】
ムダ毛の脱毛について 毛の知識
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4861/
ムダ毛の脱毛について 毛の構造と毛周期について
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4862/
ムダ毛の脱毛処理の種類
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4863/
ムダ毛の脱毛について 自己処理(一時的脱毛法)の処理方法と問題点
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4864/
自己処理脱毛によって生ずる皮膚トラブル
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4865/
自己処理脱毛後のアフタートリートメントについて
http://mbp-japan.com/kanagawa/ueno/column/4866/