ウォーキングを極めるとヒップアップにつながる。
ミルキングアクションとは血管に作用するふくらはぎの筋肉のポンプ作用の事です。
ふくらはぎを動かすとふくらはぎの筋肉は伸びて縮む(収縮と伸展)を繰り返すが、これがふくはらぎ周辺を走っている血管への刺激となり、乳搾り(ミルキング)の要領で血行を盛んにさせます。
ふくらはぎを含む下肢は身体の中で最も心臓から遠くに位置し、しかも流れてきた血液を重力に逆らって心臓まで押し戻さなければならないために血行不良をきたしやすい部位となっています。
このせいで「冷え」や「むくみ」といった美脚の大敵を生じやすいです。
しかし、下肢には全体の筋肉の約三分の二が集中しているので、ふくらはぎを使って歩くだけでも比較的簡単にミルキングアクションの効果が期待でき、それによりふくらはぎの血流量が増加すれば遠隔部の血流にも強く影響し、全身の循環系を活性化させることができます。
ふくらはぎの筋肉は心臓のポンプ作用を補助する器官なので、「第二の心臓」とも言われています。
心臓から足に行く時の血液の勢いはすごく強いしかし、静脈には心臓と同じくらいの勢いをつけてくれるモーターがない。そして静脈には流そうとする意志もない。勢いがないため血流が逆流する可能性もある。そのため静脈には逆流防止弁が付いている。
牛の乳しぼりに例えられるのは筋肉の収縮によって上に血液が流れるためです。
次に、流れるプールとふくらはぎをコラムでお伝えいたします。
お楽しみに。