通夜参列時の服装について詳しく教えてください

2012年5月9日公開 / 2014年7月31日更新

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

弔問客は、通夜には正式な礼装でかけつける必要はありません。
むしろ「亡くなるのを待って、あらかじめ準備していたようだ」とも受け取れますので、
喪服でなくても地味な服装であれば構わないというのが本来のしきたりでした。訃報を
聞いて、急いでかけつけたという形となりますが、それでも派手なアクセサリーや
派手な色の服は避けたほうが良いでしょう。
ただし、近年は、通夜のみのご弔問で済ませるケースも増えてきたため、喪服での
出席者が多く見られます。喪服で弔問する場合には、遺族の服装よりも格上に
見られないようにした方がよろしいでしょう。

【男性（大人）】

黒、グレー、紺などの地味な色のスーツ。できればネクタイも黒をおすすめします。
もし喪服で参列する場合は、上下黒のブラックスーツ。ワイシャツは白、ネクタイ、
靴下、靴は黒です。

【女性（大人）】

黒、紺、グレーなどの地味な色のワンピース、スーツなど装飾の少ないものを
選ばれると良いでしょう。もし喪服でご弔問する場合は、黒いワンピースまたは
黒いスーツ。肌を多く露出するものも避けましょう。ストッキングは黒をおすすめします。
靴、バッグなども黒が良いでしょう。冬場の黒いタイツは問題ございません。

【男の子】

学生の場合は制服で会葬するのが一般的です。制服が無い場合はブレザーと白シャツに
無地の黒、紺、グレーのズボンなどが良いと思います。

【女の子】

学生の場合は制服で会葬するのが一般的です。制服が無い場合はブレザーと
白ブラウスに無地の黒、紺、グレーのスカートなど。明るい色のリボンや髪飾りは
避けましょう。

最近は色や柄が明るく派手な制服も多くなってきましたが、制服は学生の正装です。
全く問題がないので自信を持って着用してください。

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