葬儀後の挨拶回り 【故人様が生前特にお世話になった人々への挨拶】
前回(1/5)は【③ 故人の勤務先への挨拶】についてご説明と例文を記載致しましたが、
今回は【③ 近隣の人々への挨拶】についてご説明させていただきます。
自宅周辺の人々への挨拶を欠かさず行うことで、今後のご近所付き合いも円滑になると
思われます。特にご自宅での葬儀では、車や弔問客の出入りが多く、何かと周囲に
迷惑を掛けてしまいがちです。そのお詫びも兼ねて、葬儀の翌日には周囲の人々に
簡単な手土産を持参し、挨拶回りをされると良いでしょう。
● 近隣の人々への挨拶
自宅での葬儀の場合は、葬儀のお手伝いに感謝を述べるとともに、周囲に迷惑を
かけたことを詫びましょう。また、斎場での葬儀では、会葬のお礼を述べましょう。
いずれの場合でも、最後にこれからも変わらない隣近所のお付き合いをお願いする
ことが大事でしょう。
【サンプル文例①】
このたびは、いろいろお世話になりました。また、花環をご自宅の前に置かせて
いただき、大変ご迷惑をおかけいたしました。
お陰様で父の葬儀を無事に終えることができました。お忙しい中、通夜から葬儀
まで何かとお手伝いいただきまして、皆様のご好意は忘れることができません。
本当にありがとうございました。
こちらは私達からのお気持ちです。お口に合うとよろしいのですが、皆様でお召し
上がりくださいませ。今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。