お悔やみの言葉で注意することとは…?

勝山宏則

勝山宏則

テーマ:マナー

忌み言葉に注意しましょう。

中でも、「つくづく」、「たびたび」、「重ね重ね」、「ますます」、

「しばしば」などは、日常会話でよく使われる言葉ですので、

特に気をつけましょう。

挨拶は簡潔にするように注意します。

お悔やみの目的は、遺族の悲しみを少しでも癒し、慰める事にあります。

そのため、故人様の最期の様子や病名・死因を尋ねたり、或いは長々と

故人様の思い出話などをする事は、ご遺族の心を乱す原因にもなるので

禁物です。

故人様の死を悼み、ご遺族を気遣う事に専念し、素直な自分の言葉で

故人様への思い出を語るように心掛けます。また、ご遺族と面識がない

場合には、故人様との関係を簡単に述べ、自己紹介も忘れずにします。


<言い換え例>

重ね重ね残念でございます。 ⇒ 誠に残念でございます。

ますますお寂しくなりますね。 ⇒ 本当にお寂しくなりますね。

つくづく思いだされます。 ⇒ よく思い出されます。

たびたびお聞きしておりました。 ⇒ おりに触れお聞きしておりました。

しばしばお会いいたしました。 ⇒ 時折お会いいたしました。



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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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