子供の友達の葬儀には親が同行した方が良いのでしょうか?
葬儀では、不適切な言葉を「忌み言葉」といって、縁起が悪いものとして
昔から嫌われております。
最近では、以前ほどうるさくいわれませんが、不用意な言葉でご遺族を
傷つけることはさけたいものです。
また、仏式で使われても神式やキリスト教式では使わない言葉もあります。
宗教上の考え方の違いということもありますが、その宗教にふさわしい言葉で
故人様を悼みましょう。
【忌み言葉】
①不幸を連想させる言葉(重ね言葉、繰り返し言葉)
たびたび・重ね重ね・しばしば・再三再四・返す返す・またまた・つくづく・ますます・
くれぐれも・わざわざ・引き続き・繰り返し・なおまた・かつまた・続いて・再び・
追って など。
②音の響きが不幸を連想させる言葉
四(死を連想させる)・九(苦しみを連想させる)など
③死を直接意味する言葉
死亡・死ぬ・自殺・事故死・心中 など
【宗教によって死を意味する言葉の違い】
仏式 … (大)往生・成仏(じょうぶつ)・彼岸に旅立つなど
神式 … 御霊(みたま)となる・みまかる・産土(うぶすな)神(かみ)の森に帰る・
神の御座(みくら)にすわる・黄泉(よみ)の国へ旅立つ・守護神となるなど
キリスト教式 … 召天・帰天・天に召される・神の御元に帰る・永遠の安息を得るなど
供養・冥福などは仏教用語で他宗教には使いません。他界・逝去などは
共通して使用できます。