認証の意思決定(PartⅡ)
前回コラムに「コンサルティングのご案内」を添付しました。
今回からは現状把握、構築、運用について、順に書き進めていきます。
私が出席するプロジェクトチームのミーティングは標準8回です。
まずは、現状把握から。
主な内容は、オリエンテーション、取り組み体制決定、現状の把握、課題の抽出と対策ですが、大半は営業段階で終わっているので、第1回のミーティングテーマはオリエンテーション。
オリエンテーションではプロジェクトの進め方、ISOの審査制度及び規格の解説、審査機関の選定などを説明します。併せて、社内で運用されている規程や書式などを把握します。
意外といってはなんですが、企業規模の大小を問わず、何らかの規程(それに準ずる文書を含む)、書式が存在することが多いです。また、これらをチャットなどのコミュニケーションツールで対応していることも多いです。
現状の仕組みや資産を活かす、です。
少なくとも、規格要求事項をオウム返ししただけ、あるいはコピペしただけのマニュアルや規程を持ち込むつもりはありません。これは認証を目指す組織にとっては、あまり意味がなく、むしろコンサルタント側のメリットしかありません。文書類を作成するのは手間と時間がかかりますが、この手間が省けるメリットはコンサルタントにだけあります。
といっても私も文書や書式などは自分なりのひな形を持っており、それを活用するのでエラソーなことは言えませんが…
さらに審査機関。
認証する規格によって、異なりますが、日本国内で活動する審査機関は(たぶん)70~80組織。
私もすべてを把握しているわけではありませんが、今までのコンサルタントや審査員としての活動で複数を紹介できます。
多くの実績があるところ、比較的新しく参入したところ。
とはいえ、審査料金を重視する組織が多いですが。
審査機関により事情は異なりますが、審査の予定は半年先まで組まれていることが多く。早めに審査機関を決定し、日程を確保してもらうことを勧めます。
選定にあたり、複数から見積を取って比較するのもよいですし、コンサルタントにお任せというのもよいかも。組織にとっては初めての経験ということが多いため、選びようがないというのが本音かも。
オリエンテーションのポイントは“〇月までに認証するぞ、オー!”です。
カッコよくいえば、ベクトル合わせですが、皆が“やるぞ!”となればよいのではないでしょうか。


