認証までの工程

羽田一彰

羽田一彰

テーマ:小規模組織にあったマネジメントシステム

ここからは私がコンサルティングを行う場合の事例です。

プロジェクトチームのミーティングに私が参画します。ま、実際には私がリードするのですが…

私の場合、最初に審査機関を決定し、審査日を決めてしまいます。

第1回のミーティングから5か月後に第一段階審査、6か月後に第二段階審査です。
何のかんのいっても、第二段階審査はプロジェクトのゴールというか、区切り。
まずは、その区切り、とりあえずのゴールを決めてしまいます。
先にゴールを決めると、“いつまでに”“何をする”を決めやすくなります。

一番よくないのは、“時間があるときにやる”です。これは、“何もしない”の同義語。
ちなみに“考えておきます”はお断りということが多いですよね。

おおまかな工程は前半3ヶ月がマネジメントシステム構築、後半3ヶ月がマネジメントシステムの運用。

まずは、マネジメントシステムの設計。

現状をベースに規格要求を満たすように構築するか、あるいは何らかの改善を盛り込むか。
個人的には現状をベースとして早期に認証し、認証後に改善に取り組むことを勧めます。

改善を盛り込もうとすると、その案について議論し、決定することになりますが、意外と時間がかかります。つい、いろいろと考えてしまうのでしょうね。

次に文書の構造。
少人数の組織の場合、文書の数は少なく、ひとつひとつの文書は薄く、を基本に考えています。
そもそも、少人数組織では文書を改訂することは難しいです。

ISO27001の場合、おおよそ以下の文書を作成します。
・マニュアル フローや表を中心。間違っても規格要求事項のオウム返し、コピペはしません。
・適用宣言書 採用した管理策の簡単な手順を含めて作成
・書式 すでにあるものは最大限に利用し、新規作成を極力少なく
・その他 例えば、社内ITインフラの構成図ですが、お客様に作成していただきます。

マネジメントシステムの設計は以上です。
次回はプロジェクトのミーティングでの実施内容を書きますが、参考までに弊社のコンサルティングのご案内を添えます。

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羽田一彰
専門家

羽田一彰(ISOコンサルタント)

S&A JAPAN株式会社

中小IT企業を中心に、ISO9001、ISO27001やISO27017などの認証取得を支援。少ない文書で現場コンサルタントの力を借りずに運用できる仕組みづくりを重視。企業の成長を後押しします

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