認証の意思決定(PartⅡ)

羽田一彰

羽田一彰

テーマ:小規模組織にあったマネジメントシステム

ISOを認証しようとする場合、コンサルタントの支援を受ける企業が多いです。
とはいえ少数ながら、コンサルタントを利用せずに、自力で取り組む企業もあります。

自力で取り組める会社は、取締役や社員が過去の職歴でISOの取り組んだ経験があるなどでしょうか。そのような企業は私がごちゃごちゃいう必要もないので、ここでは特に触れません。

コンサルタントの支援を受ける場合を想定します。

コンサルタントは実数を把握できないほど、数多くいらっしゃいます。
法人だけでなく、個人で営んでいる方も…

数多くのコンサルタントの中から、誰を選ぶか?
頭を悩ますと思います。

コンサルタントの支援もその内容は種類があります。
“文書作成中心”“お客様名何しなくていいです。すべてやります”“業務改善も含めたコンサルティング”“助言のみ”…

料金体系も月額数万円、新規認証までいくら、その後の運用は別途お見積りなど。

ここで思い出していただきたいのは“なぜ、認証するのか”

入札や取引要件で認証が必要なので、とにかく認証登録証がほしい、そういう企業には月額数万円で“お客様名何しなくていいです。すべてやります”というコンサルティングを勧めます。マニュアルや規程、果てはマネジメントレビューや内部監査などすべて作文してくれますから。認証登録証がほしいだけの組織にはうってつけ。ただし、月数万円は複数年契約が条件となっていることがあるので、総額では意外と割高になることも。また、コンサルタントと称する方はコンサルティング会社が用意するひな形のマニュアルや規程をちょっといじくる程度で、「はい、あなたの会社のマニュアル、規程ができました。このとおりにやれば認証できます」なので、意外と実態と乖離したものになっていることが多いです。そもそも、コンサルタントと称する人は審査員資格も持っていない、経験が浅い人が多く、中にはISO規格を読んだことがない人すらいます。

業務改善などを含むコンサルティングを求める場合は、コンサルタントの経歴や実績が重要となります。やはり、業界や業務に関する高い知識・認識がないと業務改善などできませんから。ただし、業務改善を含んで認証となると少し時間がかかる可能性があります。早期に認証を...と考えるなら、まずは現行の仕組みで認証し、認証後にISOの重要な活動である“継続的改善”で取り組むのも良いと思います。

コンサルティングについては、思い入れもあるので、続きは次回!

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羽田一彰
専門家

羽田一彰(ISOコンサルタント)

S&A JAPAN株式会社

中小IT企業を中心に、ISO9001、ISO27001やISO27017などの認証取得を支援。少ない文書で現場コンサルタントの力を借りずに運用できる仕組みづくりを重視。企業の成長を後押しします

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