不動産投資のきっかけは、社会保障不安から
皆さんこんにちは。
和不動産の仲宗根です。
本日テーマは、【年収500万円からはじめられるマンション経営】です。
サラリーマンの平均年収でマンション経営が可能か?
銀行は20~30年に渡ってお金を返済してくれる人を積極的に探しています。そして、それに該当するのがサラリーマン。サラリーマンの平均年収をご存知でしょうか?2014年の国税庁の調査では、約7割が500万円未満なのです。
ということは、500万円の収入でマンション経営が可能だということでしょうか?それとも、もっと年収が高い資金力のあるサラリーマンだけがマンション経営を行えるのでしょうか?
マンション経営を始める人の年収は?
マンション経営を行う人は、どれくらいの年収の人が始めるのでしょう。「リッチな人」「資産家」…といった富裕層がマンション経営を営んでいると思い込んでいる人が多いようです。
たとえば、「年収1000万円以上でなければマンション経営はできない」といったイメージを持っているのではないでしょうか。では、実際にマンション経営をしている人の年収を見ていきましょう。
ある会社が行ったマンション経営の顧客の年収別比率調査を見ると、年収500万円~700万円未満が全体の40%を占めています。その他はややばらつきがあり、約20%が800万円~10000万円未満、14%が700万円~800万円未満と続いています。年収500万円~700万円未満が最も多いのがうかがえます。
このような結果から、マンション経営を始めるなら年収500万円を目安とすることをおすすめします。バブルのあと2000年前後では、金融機関の融資条件は厳しく年収800万円以上でした。しかし昨今では、社会の経済状況が変化し、投資用マンションの価格帯が低い状態で安定してきました。また、ローン返済の事故率も低下してきたことなどもあり、融資条件の年収としては400万円以上となっています。
年収500万円からはじめられるマンション経営
融資条件が年収400万円以上となるため、マンション経営を始めるなら年収400万円~500万円の会社員でも、手軽に始められる不動産投資だと言えます。
今、色々と問題になっている年金の受給についてですが、定年後は「年金制度が破綻しているかもしれない」「これまで通り、年金がもらえないかもしれない」といった将来の不安がよぎる現代社会。会社に勤務していても定年まで安泰だとは限りません。終身雇用という日本特有のシステムも崩れ、定年まで働けるという保証はなくなりました。
無事に定年まで務めることができたとしても、年金の受給年齢は引き上げられており、退職後にすぐ年金がもらえる確約はありません。備えあれば憂いなし。将来の生活基盤を準備しておく必要があると予測されます。そこで考えられるのが、年収500万円のサラリーマンが始めることができるリスクの少ないマンション経営なのです。
忙しいサラリーマンにこそ、最適なマンション経営
会社務め以外に副業しても大丈夫だろうか…といった心配をお持ちの方も多いようです。
心配の内容もさまざまで、「会社に副業が知られても良いか」「副業が忙しくなりすぎないか」等…色々なお声をお聞きします。「会社に副業が知られても良いか」という点に関しては、各々の会社によって規則や契約が異なるので確認の必要があるかもしれません。
ただし、マンション経営が副業に含まれるかというと疑問を感じます。なぜなら元々、親から受け継いだ物件として所有、すでに賃貸経営を行っている人もいます。また、転勤によって自分が購入したマンションの1室を賃貸し、家賃収入を得ているサラリーマンもめずらしくありません。
こういった副業や副収入は、会社での業務に著しく支障をきたさない限りは、問題無いと言えるのではないでしょうか。サラリーマンがマンション経営をすると、所得税が返って来るというメリットもあります。将来の独立、起業に備えて、資格を取る人もいますが、マンション経営は資格や試験は必要ありません。
「副業が忙しくなりすぎないか」という点については、オーナー様自らが広告や宣伝等を行うことは少なく、不動産会社に入居者募集を依頼し、管理全般を任せるケースが一般的です。それゆえ、日々忙しいサラリーマンにこそ最適だと言えるでしょう。
今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳
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