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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

【会話がダメなら独り言を増やそう!】

斉川貴子

斉川貴子

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新型ウイルス拡大により、また会話をすることが難しくなりましたね。
思いっきり声を出して笑ったり話したりすることに制限をかけられて早2年。

口を動かすことや言葉を発することが少なくなってくると
心身にも影響が及ぶので、少しでも声を出す時間を作りましょう。

今回はあなた自身もそうですが、お近くにご高齢者の方がいらっしゃる方にも
ぜひ参考にして頂きたい内容です。

マスク生活が日常となり会話がダメとなれば、
顔の大半がマスクに覆われ表情も無理して作る必要はなく話す必要もなくなりますよね。
その結果、口周りや口の中の筋肉の衰え・舌の動きが悪くなります。

口の中の筋肉が衰えると声帯が老化し、
声がかすれる、高い声が出にくくなる、大声が出ない、
などがあります。

また、食べ物を喉に詰まらせたり、誤えんの原因になることも。
(※誤えんとは、飲み込んだ食べ物や水分が食道ではなく気管に入ってしまうこと。 
むせたり、飲み込みが負担に感じたりします。)

まず、あなたの声や喉は衰えていないか、簡単にチェックしましょう。
□むせることが多くなった
□一日声を出していない日が多い
□声に出して「あーーーーー」と15秒以上続かない

1つでも当てはまったら口周りや喉周辺の筋肉を鍛えた方が良いでしょう。
声を出すことにはストレス発散や自分の考えを整理できる効果もありますし!

声を思いっきり出すといえばカラオケ。
カラオケで歌った後は気持ちいいですよね。
これは体内の血流が促進され運動した後と同じような状態になり体がスッキリするからです。
ただ、今はカラオケで大声で歌うなんて夢の世界。
それなら、違うことで声を出しましょう。

朗読はオススメです。
感情を込めて読むことで、自分の感情も揺さぶられますし
読み上げた時の自分の声を聞き取るので、聞き取る能力の向上にもつながります。
毎日10分、本や新聞を声に出して読んでみることや
ラジオから流れてくる音楽に合わせて一緒に歌うのもいいですね!

そして、もう一つオススメなのが<独り言>
<独り言>は心の健康につながります!!

人は自分の話す言葉や声に自ら影響を受けています。
自分の考えていることや感情を言葉に出すことで、
ストレスが軽減されたり
自分の考えが整理されていったり、自分の考えや気持ちに気づくことがあります。
また、声に出すことで不安や孤独感が緩和されたりもします。
私は心理カウンセラーの資格を取得するときにこのことを学び効果も体感し
セルフコントロールでよくやっています。
コロナ禍になり、特に独り言が増えました。

独り言はなんでもいいのですが、
言葉と心はつながっていますので自分を褒める前向きなことを言葉にするといいですよ。

「私ってデキるじゃん」
「よくやった。今日は頑張った」
「ナイス!」
など。
あとは、一人の時に好きなことを言う!!


一つ、独り言の注意点は・・・
人がいる前でやり過ぎないこと。
やりすぎると『変わった人』と思われることがあるかも。。

高齢者の方が近くにいらっしゃる方は、出来るだけ声を出させるように
懐メロの曲や童謡を聴かせて口ずさむことをさせたり
落語などで笑わせるなどをしてみるのもいいでしょう。

また喉の乾燥もこの季節は特に気をつけるように、こまめな水分補給で喉を潤しましょう。

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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