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斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(さいかわたかこ) / 司会

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コラム

【オンラインで話すスピードはゆっくりと】

2021年11月30日

テーマ:伝え方

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修チームビルディングリーダーシップ スキル

会議・セミナー・説明会など、オンラインでの開催が多くなりました。
オンラインの操作には慣れてきたとはいえ、
まだまだオンラインで<話す>ことが苦手という方は少なくありませんね。

先日オンラインのビジネスセミナーに参加しました。
視聴者は顔が見えない中で登壇者が一方的に話すタイプのセミナーでした。

登壇者が早口で内容が聞き取りにくい・・・
そしたら終了時刻にはまだ早い段階で登壇者は
「予定より5分以上早いのですが、これで終了します」と終了しました。

開催時間に合わせて作った内容だったのでしょうが
早口だったので結果10分近く早く終わったということでしょう。

登壇者は伝えたことに満足かもしれませんが、
資料を画面に出しながら話しても、早口では聞き取りにくく資料を説明されても理解できず
聞き手は早い段階で集中力や聞く気が薄れてきます。

一方通行の発信型のオンラインセミナーは
対面式セミナーと違って参加者や雰囲気が確認できないため
登壇者も話すペースを掴みにくいという特徴がありますが
一方通行の発信に限らず、
オンラインではいつもよりゆっくりと話すことを意識しましょう。

オンライン会議で、上司が早口で聞き取りにくくても部下は
「もう一度お願いします」と何度も言えないもの、
まして「早口で聞き取りにくいです」とは言えません。

対面での会話よりオンラインでのやり取りでは
滑舌が悪い人は、より悪く聞こえます。
早口であれば更に聞き取りにくいだけではなく、噛みやすくもなります。

また、オンラインではタイムラグもありますので
早口で話していると相手が話した時に言葉がかぶりがちです。
そうなると円滑に会話が進まなくなりますし、
初対面やあまり親しくない方との会話では<人の話を聞かない>印象も与えてしまいます。

自分がいつも話している時よりも心持ちゆっくりと話すことを心がけましょう。
そして
一言話したら一拍間(ま)をあける、
相手の温度感や話のリズムに合わせて話す、
口を動かして言葉をはっきり話す意識を持つ、
話終わったら「以上です」と添える、など
話すスピード・言葉・間合いなど、自分でコントロールして話してみましょう。

この記事を書いたプロ

斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(リ・コネクション)

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