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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

【オンラインで聞き取れない声はストレスが溜まる】

斉川貴子

斉川貴子

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オンライン会議・オンライン説明会・オンラインセミナーなど、
コロナ禍になりオンラインでのやり取りが増えましたね。
私も久しぶりにオンライン説明会というものに参加しました。
こうのような場では普段は司会をする立場ですが、参加者という立場で参加しました。

普段から話し慣れていないような方が説明しており、
芯のない か弱い声・滑舌の悪さに音量を最大まで上げて聴いていました。

リアルの対面での場合は部屋の空間情報も無意識に目に入るので
退屈であれば他のところに目をやり気を紛らわせる事もできますが
オンラインでの場合は画面には相手しかいませんので周囲の空間情報はなく
画面に映し出される相手の姿・声と資料のみの情報ばかりが際立つので、
分かりにくい説明や聞き取りにくい声は非常にストレスを与えます。

かといって、声を張ろうとして声のボリュームを必要以上に大きく出すのは違います。
オンラインや人前で話すときには<芯のある声>を出すことです。

<声を張る=大声を出す>と思っている人は非常に多いのですが
《声を張る≠大声を出す》なのです。
芯のある声を出すことはまた別の機会にお伝えしますね。


ここでお伝えしたいことは・・・
「口を動かしてください!」ということです。
最低限、相手が聞き取れるように滑舌よく話すようにしましょう。
滑舌が悪い、ハキハキとした印象が与えられない人の話し方の多くの特徴は
<口を動かしていない>ことです。
あ・い・う・え・お・・・・
五十音、しっかりと口を動かして話してください。

「あ」は縦に開く形です。指3本縦に入るぐらい縦に開きます。
「い」は横に開く形です。
「う」は口をすぼめます。
「え」は「あ」の形からやや口を横に広げます。舌先は下の歯の後ろにきます。
「お」は唇を丸めます。
 
しっかりと口を動かして話すだけで随分と聞き取りやすさに差が出ます。


資料を共有して話をする場合も、
台本など用意しているのであれば、下を見て読んで話すのは避けましょう。
下を向くと喉が圧迫されて声が上手く出なくなるからです。
特に人前で話すことに緊張している時にはタダでさえ喉が閉まり、声が出にくくなるのですから
下を向いて台本を読んでいると余計に、か弱い聞き取りにくい声になってしまいます。

オンラインで画面共有している時なら台本は目線程度の高さに上げて読むなどの工夫をして
姿勢にも気をつけましょう。

先にもお伝えしたようにオンラインは周囲の空間情報が無い分
プレゼン力が良くも悪くも非常に目立ちます。
オンラインでのやり取りに慣れてきた頃だからこそ今一度
声・滑舌・話し方の表現や構成などプレゼン力を見直してみましょう。

あなたの話し方で画面の向こうの相手にストレスを与えないように。
ぜひ意識してトライしてみてください!

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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