コラム
【信頼される上司と信頼されない上司の何気ない行動の差】
2021年11月9日 公開 / 2021年11月11日更新
時代が変わっても人が存在する限り<コミュニケーション>も無くなることはありません。
それが仕事の場であれば、上司と部下の信頼関係にまで発展していきます。
信頼関係が構築できるコミュニケーションが社内でできると
認識のズレが起こりにくくなり何か問題が起きても早い段階で対処できたり生産性の向上につながります。
そのためにも面談をする機会がありますね。
ただ、1on1の面談で部下のことを知っているつもりになっていても
実は部下は上司とのコミュニケーションが取れていると思っていないこともあります。
それは、1on1の<面談をやることが目的>になっている上司もいるからです。
そのことはまた別の機会にお話をするとして、
部下との信頼関係は日々の何気ない行動から生まれます。
その一つが、業務中の対応です。
部下が相談に来たときにあなたは、またはあなたの上司は、どのような対応をとっていますか。
パソコンなどをしていても作業の手を止め、顔と体を相手に向ける。
アイコンタクトや相槌を入れて話を最後まで聴き、まずは受け入れる。
このことが出来ていれば<傾聴>の基本姿勢がとれており、
部下は「話を聞いてくれている」と感じて心を開いていきます。
業務量が多くついつい
パソコン画面を見ながら・・・
話の途中でも判断して返答する、などしていませんか。
このような対応は部下は話を聞いてもらえていない気になったり
案件によってはスッキリしないまま不安を残してしまうことにもなりかねません。
作業中に手を止めて相手を見る、この行動は些細なことですよね。
でもこの些細な行動が「出来ているか」「出来ていないか」の差が
信頼関係という大きな差に繋がるのです。
傾聴については勉強をされている方も多く
ミラーリング(相手の動作を真似る)やバックトラッキング(オウム返し)などのスキルを
お持ちの方もいらっしゃいます。
だからと言って、話を聞く気持ちよりスキルばかりで対応していても見破られてしまうものです。
もちろん、このことだけが信頼関係を作り出すものではありませんが
上司が部下の話に耳を傾ける姿勢というものは部下にとっては非常に影響します。
上司に部下は一日何回声をかけているでしょう。
何気ない日々の積み重ねが信頼関係の構築に繋がってます。
是非、意識してみてください!
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