小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
夏休みが近づき、早い学校ではすでに「夏休みの宿題」が出されているようです。文京区内の小学校1校で、1年生に「読書感想文」の宿題が出ていると聞いて、ちょっと驚きました。言問学舎はこの夏期講習が22年目になりますが、1年生の読書感想文は、はじめて聞くものだからです(もちろん毎年すべての学校の宿題をチェックしているわけではありませんから、今年その学校がまったくのはじめてであるのかどうかはわかりません。私がはじめて行き当たったということです。→その学校では、一昨年の1年生にも読書感想文の宿題が出されていたということがわかりました。今わかっていることはそこまでです)。これまでの多くは、1年生は絵日記、3年生以上は読書感想文、2年生はどちらもありえる、という感じでした。
さて、その学校でも、全員一律に読書感想文が課されているわけではありません。三つの課題のうちの一つです。それはそうでしょう。1年生では、1冊も本を読んだことがないという子は少ないと思いますが、1冊の本を通して読んで、それに対する感想文を書くというのは、かなりむずかしいことです。何しろ教科書の文章が、まだ文節ごとに一文字あけて、区切ってあるものばかりという段階ですから。
もちろん言問学舎では、1年生の在籍生にも、折があれば感想文となりうるものを、書かせるように導くことはあります。しかし「導く」だけで、生徒がその気にならなければ、無理に書かせることはしていません。まだ年齢的に、その段階に達していないからです。もちろん中には、自分から「書きたい」と言って、ぐんぐん書く子もいます。それは年齢というより個人差で、書きたいという気持ちのある子にはもう「その時」が来ているのですから、機を逃さずその子の持っているものを引き出す大きなチャンスとして、こちらも真剣に向き合います(この年代では、何月生まれかという違いもまだ大きいです。4月生まれの子と3月生まれの子では、ほぼ1年違うのですから)。
もし、1年生のお子さんの通っておられる小学校で読書感想文が出ていたら、お子さんの気持ちを聞いてみて下さい。やってみたいとお子さんが言うなら、大変良い機会ですから、ぜひ取り組んでみて下さい。そして1年生のお子さんの場合特に、感想文としての形を整えることより、その子らしい気持ちがあらわれているかの方を、大事にして下さい。テンプレートに当てはめるような方式は、避けた方がいいです。型にはめるのでなく、お子さんの感性がすこやかに伸びるよう、楽しく書かせてあげるのがよいでしょう。
そして、もちろんお子さんにとってはじめての経験になるわけですから、大事にしたい機会でもありますね。言問学舎では、2、3年生以上は読書感想文指導をするのが夏期講習のメインテーマですから、もちろん「1年生の読書感想文」にも対応します。夏期講習説明会は以下の日程です。また事前予約制で個別相談、かつ無料体験授業にも対応致します。ぜひお早めにご相談下さい。
◇2024言問学舎夏期講習説明会〈7月分日程〉
・7月6日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月13日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月15日(月) 11時00分~/13時00分~/17時45分~
※各回とも所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。ほか、土曜日のご都合がつかない方は、事前予約制で平日に個別相談を設定致します。
ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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