小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
先日アップした本年度夏期講習のご案内にも書きましたが、国語はすべての教科の勉強の源で、国語が伸びると他の教科もそれにつれて伸びていくということが、しばしば実例として見受けられます。なぜそうなるのか、今日はそのことをお話し致します。
当然のこと、よく言われていることですが、算数・数学の文章題で、問題の求めている内容がわからない、というお子さんが、やはりよくいます。落ち着いて読む、順々に解く、ということができれば解決することも多いのですが、それとは別に、主語・述語や、指示語のとらえ方などがよくわかっていないと、題意がつかめないということになります。たとえば次のような問題です。
★ある数を100倍するのを、まちがえて100でわったため、答えが5億80万になりました。ある数と、正しい答えを求めなさい。
「ある数」はもとの数で、100でわった結果5億80万になったのですから5億80万×100=500億8000万がもとの数、正しい答えは、500億8000万×100=5兆80億となります。「ある数」という指示語、そして「ある数を100倍する」「まちがえて100でわった」という述語のとらえ方があいまいだと、解けない問題ですね。わかる人には当たり前のようにわかることが「わからない」のが、文章題ができない子の実際のところです。
算数・数学ばかりでなく、社会や理科でも、解説の文章の意味が読みとれないと、そもそも覚えるべきことがらのもとの内容が理解できません。英語(外国語)も、国語の力が弱いと早くに限界が来る、ということが、よく言われています。すなわち国語は、全教科の学力の大本となっている力なのです。つまり国語が得意なら、全教科の学力をぐんぐん伸ばしていけることになります。国語の力こそ、しっかり伸ばしていきましょう!
さて、さらに「深い本質」について述べます。ものごとを考える時、日本語を母語としている人は、みな日本語で情報を取り入れ、日本語で思考を組み立てます。英語学習者も、内容は一度日本語に訳すはずです(英語ですべてを思考する日本人もいるとは思いますが、そういう人たちは「例外」とします)。つまり日本語=国語が、考える原動力なのです。その国語の力が豊かな人は、当然深い考察ができるようになりますし、国語の力が弱い人は、考える力も弱くなります。これもある意味当然です。
これまで述べたことと、言問学舎の「真の国語」との関係については稿をあらためますが、言問学舎の夏期講習(国語の授業)では、この国語の力を根底から、みっちり育てることができます。夏期講習説明会に、ぜひお早めにお出かけ下さい。6月中の日程は次の通りです。他の平日も、事前予約の個別相談が可能です。お気軽にご相談下さい。
◇2024言問学舎夏期講習説明会〈6月分日程〉
・6月22日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
・6月29日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※各回とも所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。ほか、土曜日のご都合がつかない方は、事前予約制で平日に個別相談を設定致します。
ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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