高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
2017年2月7日付の本コラム「 国語のアクティブラーニング‐おくればせながら今年の抱負として」に記した通り、その2年後の2019年3月から『国語のアクティブラーニング‐音読で育てる読解力』シリーズを出版して、満5年となります。当初は3年で行う計画であったところ、コロナ禍のためだいぶ時間がかかってしまいましたが、ようやくこのほど、そのシリーズ完結篇となる「小学2年~4年対応3」を刊行する運びとなっております。
冒頭に掲げたブログの時点から数えると、7年と少々かかってしまったのですが、「真の国語」を教える言問学舎として、これは大変大きな節目です。そこで新刊の巻頭にも掲載する予定であり、前回のコラムにも記していますが、改めて、「真の国語」の定義を明らかにさせていただきたいと思います。3月30日に動画で配信しましたので、そのURLをご紹介し、「真の国語」の定義の部分を文字としても掲載させていただきます(以下四段落の文面は動画の内容とほぼ同一です)。
「真の国語」とはいかなるものか。それは端的に言えば、「正解の見つけ方を学ばせるのでなく、文章の本質を読みとる力を育み、さらに学習者自身の人間性をその本質と向き合わさせ、その上で自分の考えをまとめて表現できる力を育てること」であります。
このことと、入試で高い得点を取ることは別のことと考える人が多いかも知れません。しかし言問学舎では創業当初からそれを両立させ、多くの卒業生が感謝の言葉を寄せてくれています。その中の一人の言葉をご紹介させていただきます。
<言問学舎の真価はひと言でいうと、大学受験の勉強をしていながら、「受験勉強オンリー」ではなく、真の学力、教養が自分の身についたと感じることです。大学受験の評論文の勉強をする時でも、先生は、大学進学後の勉強を見すえて、いろいろな考え方や基礎知識も、教えてくれました。もちろん受験勉強としても、ここで国語の勉強をすれば、国語は平均して点が取れるようになるので、志望校合格を強力に後押ししてくれるようになりますよ。>
この人は小学校時代から中学・高校を通して大学受験の高3の年まで通ってくれましたから、「大学受験」について述べてくれていますが、その部分はそのまま「高校受験」「中学受験」に置き換えていただくことができます。また、小学校時代から通ってくれましたので、言問学舎の骨格である「音韻を正しくつかむ音読」を、みっちり実践してから中学・高校に進んでいます。その「国語の骨格」をつかんでいたことも、おそらく大きいでしょう。なお、この人とは別の、この春法政大学に合格して進学する受験生は、大学入学共通テストの国語で200点中173点を取り、共通テスト利用でも日東駒専からMARCHまでかなりの合格を勝ちとることができました(進学先は法政の一般合格学科)。
『国語のアクティブラーニング‐音読で育てる読解力 小学2年~4年対応3』を5月中旬に刊行し、同シリーズは完結となります。当ブログ「Vol.262 国語のアクティブラーニング‐おくればせながら今年の抱負として」で掲げた目標は、7年の月日を要したが、とにもかくにも達成することとなるのです。さらに今後の出版計画、社としての方向性も、PRTIMES「April Dream」で発信させていただきました。
April Dream「真の国語」を広め、日本の良さをつらぬきたい
今年6月から22年目に入る言問学舎は、真の国語を教える塾としてさらなる高みをめざしていきます。
◇電話番号は以下の通りです。
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。
言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be
国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com