高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
「合格実績」のページを近いうちに再編成して掲載しますが、昨日10月6日に、武蔵野大学人間科学部社会福祉学科を第一志望とする受験生が総合選抜で合格を勝ちとってくれました。学部も将来の目標もはっきりしていて、今年の4月から総合選抜受験のために入塾してくれた生徒です。
普段東大前駅を通り過ぎて通学していますから、学校帰りに寄ってもらい、合格の喜びを分かち合いました。いろいろ話をする中で、「勉強していて何が一番大変だった?」とたずねると、少し考えて、「文章を書く勉強、練習ですかねえ」と答えてくれました。併願先としては小論文が課される大学も検討していましたから、武蔵野大学のエントリーシートも含め、文章を書くことの指導では基本的なところから、時にきびしく、文章のあるべきところ、国語の何たるかを含めて教える場面もあったのです。
彼女は社会福祉系の勉強をして、その方面で働きたいという明確な意思を持っていたため、今年の夏休みを終えるころには100時間近くもボランティアに従事していたほか、専門的な資格も取得していましたので、武蔵野大学総合選抜の「フィールド・スタディーズ」式の受験にはぴったりだと思われました。それらの活動記録をワードでまとめると、レールクリアホルダー1冊で十分な体裁になりましたが、その全ページにわたって綿密に添削も致しました。
生徒にとっては時に「難しい」と感じられることがあったかも知れませんが、真の国語を教える言問学舎として、学んでもらうべき「国語」の要諦を指導する局面もありました(「スーパー読解『舞姫』」の授業も一部行ないました)。しかし、エントリーシートや活動記録などの提出物のみならず面接も大きなウェイトを占める総合選抜で、正しい国語力を身につけていることは、きわめて大きな力となるはずです。
高2、高3から総合選抜を大きな目標として入塾してくれる人たちに、どこまで「教科としての国語」を教えるかということについては、悩むものがあります。もちろん総合選抜入試での合格が最大の目標ですから、「教科」的な線引きはある程度のところで明確にするのですが、必要とされる文章表現力、そして面接等での表現力、交渉力を身につけてもらうためには、「こちら側の線引き」の上である程度しっかりした内容を教え、理解してくれるように求める必要があります。その「こちら側の線引き」こそ、言問学舎と私にとって「総合選抜指導の苦心」であると言えましょう。
しかし、昨日合格してくれた受験生は、面接本番の一週間ほど前には、同じクラスで勉強している子が驚くほど、面接(練習)での受け答えが上手になっていました(ここでいう「上手」とは、想定問答の答えをすらすら言えることではなく、自分の言葉でしっかりと自分の考えを伝えられる力があるということです)。はじめは志望理由や自己の目標もあいまいな言葉で述べていた子たちが、言葉、国語の力で力強く明確に意思を表明できるようになる。これぞ「総合選抜指導の妙味」にほかならないのです。そしてほどなく、本人とご家族の待ち望んだ「合格」を手にすることができる。塾として子ども、若者の夢の実現を後押しする仕事をしていて、これほどうれしいことはありません。
これまでに述べた大学受験総合選抜の指導の手法は、都立高校推薦入試の指導にもそのままあてはまります。2024年都立高校入試で推薦受験を考えておられる方は、期末の国語で高得点を取り、評定を上げた上で、小論文または作文、および面接対策に無類の力を発揮する言問学舎で、この秋から国語を中心に授業を受けてみませんか。
もちろんその他の学年の方のご相談も、歓迎致します(本年度大学受験生も国語、総合選抜のみ受け入れ可)。直近の入塾説明会は10月9日(月・スポーツの日)10:50~、15:00~の秋期入塾説明会ですが、10日以降も随時、ご相談や無料体験授業をお受けすることができます。言問学舎舎主・小田原漂情まで、お気軽にご相談下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]
[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]