小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
先日の授業開始前、今年2月に千代田区立九段中等教育学校を受験して今は区立中に通っている生徒から、得点開示結果を確認して来た、という報告がありました。
本人の承諾を得ていますので、一部実数、一部概数でお伝えしますが、長文・国語型の適性検査Ⅰについては、100点満点中90点が取れていたとのことでした。適性Ⅱ・Ⅲが4割に満たない結果だったため、調査書点との総計で、合格の組に回ることはできなかったようです。もちろん入試のことですから、受験生が合格していないのは残念なことでありますが、適性Ⅰの結果については大きな声で「よくやった!」とほめてあげました。
これから受験する方たちのためにかんたんにご説明しますと、九段のみならず都立の中高一貫校の場合でも、適性検査Ⅰは記述力が質・量ともに問われます。量とは、小問2問~4問程度に答えたあとに書く、400字~500字といった分量の「作文」です(小論文ではありませんし、かと言って「感想文」でもありませんので、わかりやすく「作文」としておきます)。この分量の、しかも整った文章を書くこと自体、多くの中学受験生にとって、大変なことでしょう。
言問学舎では、かねてお知らせしている『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』の第1巻冒頭に配してある「かくれ里」という作品から、この「作文」指導をはじめます。はじめてこの授業を体験した子の全員が、舎主・小田原漂情とともに行なう音読で文章の世界にひきこまれ、最終的に自分なりの考えを300字~400字程度の「作文」としてその日に書いています。人によって多少のサポートはしますが、公立中高一貫校受験希望で来た子が通算で3,40人、私立中受験や非受験の子をあわせれば7,80人が、この文章で「書くこと」に入って行き、最初に取り組む「読解シート」の段階で何も書けないという子は一人もいませんでした(この文章においては、です)。
また、小4以上で『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』の勉強を2~3ヶ月つづけると、ほとんどの子は500~600字の文章を、苦にせず書けるようになっています。
もちろん、中高一貫校の適性検査Ⅰは、ただ整った文章を書けば良いわけではなく、その内容が、課題文と、長文記述の前にある小問で問われた内容に即していなければなりません。そして適性検査Ⅰの中での配点も、長文はだいたい6割前後です。最初の小問で着実に得点しないと、適性Ⅰでの高得点は実現できません。
言問学舎は「真の国語」をお教えするのが最大の方針であり、理念です。文章を正しく読みとり、それを自分にひきつけて考えを組み立て、さらに自分で文章を書いて表現できること。それが「真の国語」の力であり、公立中高一貫校の適性検査Ⅰはちょうどその力が発揮される内容ではありますが、いっぽう言問学舎は受験を成功させることを使命とする「塾」でもありますので、生徒・保護者の側には避けて通ることのできない不変のニーズがあります。それはもちろん「受験」です。
私立中受験、高校受験、大学受験で出題される一般的な国語の「入試問題」についても、言問学舎はその指導で高い実績を上げています。先述した「真の国語」の力を身につけてもらうことが、国語指導を特色とする言問学舎の最大の命題でありますが、いっぽう生徒の側のニーズに応えることも、また塾として最大の責務であります。その責務を果たすべく、「真の国語」の指導とあわせ、「正解の見つけ方」「得点の取り方」についても長年実践して来たオリジナルの手法を駆使して(もちろん「定番のテクニック」も教えます)、国語の入試問題の指導においても、言問学舎は比類なき実績を上げているのです。
話を公立中高一貫校の適性検査Ⅰに戻しますが、長文記述(作文)の前にある小問の解き方についても、「入試問題の解き方」に精通した舎主が正しくその解き方を教えます。その上で、出題内容に即し、文章としてもきちんと整った作文が書けるようになるので、適性Ⅰで高得点をマークすることが可能になる、それが言問学舎の中高一貫校受験対策指導の特色です。
2023年度の小学6年生は、現状で非受験を含む国語・算数の基礎講座の残席があと3名、私立中受験クラスは残席あと1名ですが、中高一貫校適性検査対策コースの適性Ⅰ対象クラスはあと3名、空きがあります。水曜日の18時10分~19時10分が授業実施時間です。お早めに無料体験授業をご活用下さい。この授業については、他塾との併用も推奨しております(言問学舎では適性Ⅰに特化して指導)。
また、新学期第2回入塾説明会/国語の相談会を、4月22日(土)に開催致します。日時等は以下の通りです。
◇新学期第2回入塾説明会/国語の相談会
4月22日(土)10時50分~/16時15分~ ※2回開催、予約なしでOKですが、全体説明後の個別相談は、予約を含む先着順となります。
また多くの子どもさんたちに安心、安全な学習環境を提供するため、言問学舎では3月13日以降も「入室時の手指消毒、検温、在室時のマスク着用」の感染防止対策を継続してお願いしております。みなさまのご理解とご協力をいただくことができれば幸甚に存じます。
よろしくお願い申し上げます。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]
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