夏期講習2018 思考力・表現力は言問学舎で/小学生のご案内

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:総合学習塾・言問学舎

 現在小学生のお子さんたちは、みな再来年以降、新しい学習指導要領に沿った教育課程の中で、勉強して行くことになります。小学校の新指導要領実施が2020年ですから、いま6年生、5年生の子たちはその時中学生になっていますが、6年生の子が中学3年生になる2021年に中学校の新指導要領も実施されますし、周知の通り大学入試の制度も変わりますから、例外なく(私立中学・高等学校へ進学するお子さんたちも、まったくの無縁ではありません)「新しい学習」に対応して行くことを求められるのです。

 指導要領に関して言うと、たとえば来年度から実施される国語の「移行措置」の中で、長い間「1006字」であった漢字の配当が見直され、都道府県名の表記に用いられる漢字20字が小学4年生に割り当てられて、漢字の字数そのものが増加します。

 大学入試は今までの「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に変わりますが、センター試験のように選択肢の中から「正解を選び出す」テストの形式から、資料・文中に示された意図を「記述して答える」形式になるため、知識やテクニックを覚えて正解を見つける技術でなく、みずから「思考」し、「判断」した上で「表現」する力が求められるようになるのです。

 言問学舎の学習指導は、15年前の創業時から、この「自ら考え、見きわめて、表現する」ことを骨格とした国語指導を中心としています。文章を読み、お子さんが自分で感じたことを書き出して、600字~800字程度の感想文に書き上げる(表現する)、「音読と読解、表現の講座」が、そのプログラムです。この授業を受けた子は、例外なく言問学舎の国語の時間が好きになり、標準的には2~3ヶ月で、500~600字ぐらいの文章を苦にせず書けるようになっています(小4以上)。

 夏期講習では、この「音読と読解、表現の講座」の指導内容をさらに読書感想文指導に特化して、夏休みの宿題として提出できる読書感想文(400字詰め原稿用紙×3枚程度、もしくは以上)を書き上げる内容としています。1冊の本をきちんと読んで感想文を書き上げることにこそ、「思考し、判断して、表現する」ことのエッセンスが集約されているからです(感想文が書き上がった子は、通常の「音読と読解、表現の講座」を受講できます)。1・2年生は、絵日記などにも対応します。

 もちろん国語だけではありません。算数では、今まで苦手だったところをしっかり復習することと、3・4年生の小数、分数、面積、5・6年生の割合、約数と倍数など、特に重要な単元を集中して勉強します。ただ問題を解くだけでなく、子どもたちの興味・関心を引き出して、「なぜ?どうして?」から算数のしくみを学んで行く学習の仕方が、長年好評を得ています。社会・理科も、カリキュラムをすすめるだけでなく、「幅広く考える力を養う」ことを、指導の根幹に据えています。

 以下、学年ごとの日程、費用等をご案内致します。詳細につきましては、メール・電話でおたずねいただくほか、16日(土)からの夏期講習説明会にお出かけ下さい。

◇小学6年生 

 6年生は例年、私立中受験コース、公立中高一貫校受験コース、そして区立中進学予定の方のための総合コースの3コースに対応しております。しかし本年度の受験コースは、在籍生の構成上、公立中高一貫校受験対策を基本として夏期講習の設定を致します。公立中高一貫校受験コースは、言問学舎ならではの長文対策である適性検査Ⅰのほか、適性検査Ⅱ、Ⅲのすべての内容に対する授業を組んでいます。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとも、記述力(表現力)が共通して求められる力ですから、言問学舎でその力を磨いて下さい。

 私立中入試対策は、生徒全員に責任を果たす意味から、通常型試験の対策は首都圏模試の偏差値で五十代半ばの志望校までの国・算2科について対応します。ただし各校の適性検査型入試や、国語の記述型入試に関しては、積極的に応援させていただきます。今から私立中を志望される方には、適性検査型、国語の記述型入試に勝機があるかも知れません。受験コースの募集人員は、公立中高一貫校、私立中をあわせてあと2名となっております。

 区立中進学予定の方のための総合コースは、先に述べた読書感想文を通しての思考力・判断力・表現力を身につけられる国語学習と、中学進学に備えての算数の基礎・応用の勉強ができます。こちらはあと数名、定員に余裕があります。

※私立中・中高一貫校受験コース=1コマ(60分)3,200円×受講時数。
国語専科=1コマ(60分)2,980円×受講時数。
総合コース=1コマ(60分)2,400円×受講時数。
標準コマ数=私立中受験4科・80コマ、2科・60コマ。国語専科・総合コース1科6コマ以上。
中高一貫校受験コースのコマ数はご相談の上決定します。

◇小学5年生
 5年生は、私立中受験または総合コースに分かれます。中高一貫校受験志望者は、併願の可能性や算数・理科の勉強の深度によって、いずれかをメインとします(ほかに記述対策授業を組み合わせます)。
 私立中受験を今から目指す、あるいは今から組み替える方にも対応できます。総合コースは読書感想文をメインに思考力・判断力・表現力を養う国語学習と、基礎の復習から応用まで個別対応の算数の勉強ができます。

※私立中受験コース・中高一貫記述対策=1コマ(60分)2,500円×受講時数。
総合コース=1コマ(60分)2,400円×受講時数。
国語専科=1コマ(60分)2,980円×受講時数。
標準コマ数=私立中受験4科・60コマ。総合コース・記述対策・国語専科1科6コマ以上

◇小学1~4年生
 学年に応じて、学校の夏休みの課題に対応する文章指導(読書感想文、作文、絵日記等)を中心とする国語学習で、思考力・判断力・表現力を養います。また算数では、4年生までの基礎学力を固めるために、復習から応用までの幅広い学習で、算数の楽しさを教えます。

総合コース=1コマ(40分)1,980円×受講時数。
国語専科1コマ(40分)2,500円×受講時数
標準コマ数=1年生4コマ、2年生8コマ、3・4年生12コマ以上。国語専科6コマ以上。

 開講日・時間等の詳細については、メール・電話でお問い合わせいただくか、16日(土)からはじまる夏期講習説明会にお出かけ下さい。その他のご質問も、お気軽にどうぞ。

夏期講習の詳細はこちらから 
 
夏期講習説明会第2・3週のご案内 


国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP http://www.kotogaku.co.jp/

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https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44

[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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