9月の入塾は、特にこんな方たちに向いています!
ひきつづき「夏こそ勝負!」で受験を成功させた過去の例を、ご紹介して行きたいと思います。時系列はランダムにさせていただきます。
高3からの志望学科変更も、パーフェクトな戦略・戦術で合格へ
駒澤大学文学部国文学科に一般推薦で合格したDさんは、高3になる段階で、それまでの演劇学科志望から国文学科志望に切りかえました。そして言問学舎に来たのは、夏期講習の中盤から。古文・漢文の学習状況から考えると、本人も希望している一般推薦での合格が、最も現実的と言える状況でした。とにかく駒澤の一般推薦に絞って、本人がやり通せるプランで合格を勝ちとろう。これが戦略となりました。
とはいえ、一般推薦の入試日までには、時間が限られています。「国文学科にどうしても入りたい」というには、国語や文学の知識の蓄積に、心もとない部分もありました。そこで、立てた戦術の第一は、旺文社の文法全解シリーズ『土佐日記』一冊に限定して、「これだけは徹底して読みこもう」というものでした。幅広く覚えるのには時間がないから、「スタートが遅れた分『土佐日記』だけはしっかり勉強しました」と言えるようにしよう、と言う作戦です。戦術の第二としては、彼女が国文学科を志すようになった経緯を、高校3年までの実体験をからめて、説得力のあるストーリーとして組み立てました。そして第三は、「面接でこの点を聞いて欲しい」というポイントに質問が来るように、志望利用書を書き、面接の受け答えも、そのポイントに流れが来るよう、言わばシナリオを作って、その通りに練習したのです。
試験当日は、本人からの報告の電話で「95%力を出し切りました」と言う元気な声が…。そして無事に合格し、今ではその駒澤大学も卒業して、社会人として頑張っています。私の専門の国文学科受験で、面目を果たすことのできた一例ですから、あえて「パーフェクト」と、させていただきました。
夏から入ってぐんぐん伸びた中3生
夏期講習がはじまって数日が過ぎたある日、中3生E君の親御さんから、ご相談の電話がありました。「中3受験生で今からの対応が可能ですか」と。大事な高校受験を前にして、安請け合いは出来ません。もちろん、どんな時期からでも、対応をさせていただくことは可能です。ただし、お子さん本人の学力、潜在的な力とやる気、それに志望校を勘案して、はじめて誠意と見通しのある対応の可否が判断できるのです。
本人と親御さんと私の三者面談では、「大学進学を前提として、高校を選びたい」と言う希望に対し、「では何としてもまず都立豊島、可能なら文京・北園を狙いましょう」と私が答えて、一致を見たのです。
しかし彼は、もともと勉強の仕方を少し間違えて伸び悩んでいたのか、夏期講習で基礎を徹底するうちに、どんどん伸びはじめました。
そして最終的に受験前の志望校選択の段階では、北園にするか、竹早にするか、というところで、悩むほどになったのです。結果としては、二学期末までの段階ではまだ伸びが一歩足らず、内申が希望するところまでは上がらなかったこと、また北園では当時特別選考が実施されていたので、北園を受験することとし、無事に合格しました。まず豊島、できれば文京・・・と最初に話した時のことを思えば、最高の結果となったわけで、親御さんにも大変喜んでいただきました。ちなみに入試本番の得点は、5科合計で398点をマークしました。
今回は2人の例をご紹介しました。夏休みは、本当に大きく伸びるチャンスの時です。次回もう少し、同様の例をご紹介したいと思います。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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