高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
センター試験本番(初日)が、いよいよあと3日後となりました。みなさん、準備はいかがですか。また体調は、万全でしょうか。
事前準備はあと2日半ほどですが、今、まだできる「国語」の見直しの方法を、かいつまんでお伝えします。すでに何度か本コラム(当サイト)でお伝えしているセンター国語の解き方ですが、いま一度簡潔に整理して、ご案内致します。
①選択肢の「絞り込み」~仕分け型
5つある選択肢で、前段が2種類に分類されるものがあります。①と④は事象Aに対して肯定的、②③⑤では否定的、といったパターンですね。こうした設問では、最初に①④、②③⑤とグループ分けし、その正誤を見きわめてから、後段の吟味にうつりましょう。そして最終判断では、よく本文と照らし合わせ、必ず文中で述べられている内容と同じ(「あてはまらないもの」を選ぶ場合はその逆)選択肢を正答としましょう。
②選択肢の「正誤」の見きわめ~ほぼ全問共通
センターの基本中の基本で、各種問題集でも、すべて「誤答」の根拠が「ここが本文と一致しない」などのように示されています。あと3日とせまった今の段階では、とにかく解き終わった問題の、この「誤答の根拠」を本文と照らし合わせ、誤答を消去する方法を身に着けて下さい。内容判断の選択肢問題は7点~9点の高配点ですから、これができればすぐ15点、20点と得点がアップします。必ず新たな問題でなく「すでに解いた問題」で、やって下さい。
③安易に決めない、粘り強く
80分間で評論、小説、古文、漢文の4題を解くのは大変です。しかしだからこそ、1問1問を粘り強く解くことが求められます。センターの設問は、ほとんど根拠がはっきりしていて、あいまいなものがありません。「これでいいか」というような決め方をせず、とにかくしぶとくかみついて、根拠を見つけて下さい。基本的に見直しの時間はありません。また見直しをするより、1問1問じっくり解く方が、確実に高い得点につながります。
以上3点が、今からまだできる、センター国語の解き方の見直し方法です。また③自体が心がまえでもありますが、さらに全体的な心がまえとして、国語はきちんと解けばしっかり得点できる科目であり、「ここでできるだけ稼ごう」と前向きな気持ちで向かうことを、おすすめします。初日2教科目の国語がうまく行けば、センター全体も成功することが多いです。国語が合否の分かれ目、と思って、懸命に取り組んでみて下さい。
みなさんのご健闘をお祈り致します。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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