小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
東京都立高校の推薦入試は、1月下旬に実施されます。来年は1月26日・27日の実施で、合格発表が2月2科です。この推薦入試は、平成24年(1月実施)までは、最大8割が調査書点(内申点)で合否を決める仕組みであり、面接などの「当日逆転」は、むずかしいものでした(調査書点が「観点別評価」で出される時代もありましたが、5段階評定の数値との「大幅な逆転」は、ほとんどありませんでした)。
平成25年から、すべての高校で調査書点の比率が最大5割となり、残り5割に「小論文・作文」と「個人面接・集団討論」が課されることとなりました。この結果、「当日の逆転」が、ある程度ながら起こりうるものとなりました。都内の会場模試(Vもぎ・Wもぎ)や業界内の情報を総合すると、24年には都立最難関の日比谷高校で、女子では素内申45、44のグループにしか合格者がなかったところ、25年は素内申41、40あたりから合格者が出るなど、大きな変化が見られたのです。
この変化の中で、より大きなウェイトを占めたのは、何でしょうか。おそらくそれは、「答案」があとに残されて厳しい採点が下される、「小論文・作文」なのではないでしょうか。もともと旧方式でも、2割以上を占める「面接での大逆転」はなかったのです。受け答えや、いまの「集団討論」なら必ずしも「仕切りがうまい」受験生ばかりが高得点を得られるわけではない現状を考えると、やはり得点をかせげるのは、「小論文・作文」であり、そこで論理的に、かつ「失点が少なく、加点ももらえる」答案を書く力が重要なのだと考えられます。
まずは文章を、苦にせず書けるようになること。そして「作文」なら、筋道が通っていて自分の考え、思いを、きちんと文章で伝えられる力が必要です。「小論文」は、本来は資料や課題文を正確に読みとり、そこに示されていることを端的に文章にまとめた上で、最後に自分の見解を述べるのですが、都立推薦入試の「小論文」では、最後の部分が含まれていないケースもあります。いずれにせよ、与えられた資料、文章を、正確に読みとり(判断力)、文章で明確に表現する力(表現力)が求められます。
都立高校の推薦入試は近年若干倍率が下がり気味ですが、それでも平均3倍近い高倍率。打てる手をすべて打って、推薦での合格をめざしましょう。また推薦のために文章力を高める勉強をすることで、国語の力がぐんと伸びますから、仮に一般入試に回っても、国語で高得点がかせげます。昨年一般入試の国語で100点満点を取り、小山台高校へ進学した受験生は、この推薦対策から始めて、「小論文・作文の勉強をしっかりやったおかげで、国語に関して自信がつきました」というコメントを、寄せてくれました。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
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