『山月記』読解の最重要ポイントは?ここだけきっちり押さえましょう!
10月に入りました。あと2週間ほどで、各高校の中間テストも開始となり出すことでしょう。言問学舎の高校2年生2人は、どちらの学校も夏目漱石の『こころ』を、教科書に掲載されている範囲だけでなく文庫本で一冊すべて読む形となっているので、4週間かけて全体を読み解く授業をすすめて来ました。今日でいったん、完結とする予定です。
やはり本来、『こころ』は全体を通して読んでほしい作品ですが、学校の国語の先生の方針によることですから、教科書の範囲だけで勉強する人も、全体を読む人も、それぞれにこの作品から得られるものを、つかんでいただきたいと思います。
教科書の範囲に限定される場合は、「K」の自死に焦点をあてながら、なぜ彼が死を選んだのかを読みとり(決して「失恋」がりゆうではありません)、そこから人生に対する自分なりの何かをくみとることができれば、テスト勉強としてだけではないものが得られます。
また全体を読む場合は、「K」のことが重要な材料であることに変わりはないのですが、「先生」(「下 先生と遺書」では「私」)という人物の、あるいは人間の本質的なエゴについて、考えていただきたいと思います。
もちろん、中間(あるいは期末)テストで良い点数をとっていただくことを含めて、それぞれの場合で読解を深めていただくべく、「国語力.com」では『こころ』を読むための手引きを、「本篇」5回(教科書の範囲を対象としたもの)、読解補遺3回(全体を理解するためのてがかり)にわたって掲載し、毎年たくさんの高校生の訪問を受け、好評をいただいております。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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