『山月記』読解の最重要ポイントは?ここだけきっちり押さえましょう!
東京都立高校の推薦入試では、大体において合否判定の5割が内申点(調査書点)、5割が「面接・グループ討論」と「小論文または作文」となっています。この方式が平成25年からとり入れられたことより、それ以前は内申だけでほぼ決まっていた合格が(日比谷なら45点満点で45と44だけ)、面接や小論文・作文での逆転もあり得るようになりました(日比谷で41の合格実績あり)。
したがって、都立推薦での合格をねらう受験生は、内申を上げることはもちろん、小論文・作文や面接で当日点数を稼げるよう、しっかり対策をする必要があるのです。
ところで「小論文」と「作文」のちがいは何かご存知でしょうか?
ごく簡単に言えば、「作文」とは「自分の意見、思いをつづるもの」であり、「小論文」は「与えられた課題文や資料を読みとり、考察して、自分の考えを加えて述べるもの」です。もう少しかみくだいて言うと、作文は自分の考えをまとめれば良いけれども、小論文では提示された材料をきちんと読み解かないと、そもそもスタートラインに立てないということになります。
では「小論文」と「作文」とは、まったく異質なもので、書き方も100%異なるものなのでしょうか。
そんなことはありません。そもそも「文章を書く」こととは、感情や思考を整理・分析して組み立てることそのものです。したがって、きちんとした作文を書くためには考えを整理することが必要ですし、しっかりした書き方が身についていれば、書くことそのものが、論理的なしくみを内包しているのです。
逆に言うと、資料やデータの読み取りに長けていても、文章を書く力がなければしっかりした小論文は書けません。小論文を書くこととは、しっかりした作文力に、読み取りや理論の構築を付加していくことにほかなりません。
作文の書き方は過去の記事でご紹介しておりますので、マイベストプロ東京のサイト内検索にて「小論文・作文」と検索の上、ご参照下さい。また高校受験生、AO・各種推薦入試での大学受験生を対象に、小論文・作文講座もこの夏期講習中から随時開講致します。受験予定の方はお気軽に、かつお早めにご相談下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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