高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
高校生活が始まって、ほぼ二週間が過ぎたところでしょうか。新しい生活、環境には、慣れて来ましたか。授業の方は、少しずつ始まったところでしょうから、焦る必要はありませんが、各教科の先生から指示される予習・復習に関しては(宿題ももちろんです)、怠りなくやるようにして下さい。
高校の勉強で一番大事なこと、中学までと違うところは、「予習をしないと授業についていけない」ということです。始まったばかりの今は、まだ実感がないと思いますが、油断していると、あっと言う間に授業の内容がわからなくなります。一方、「習慣」というものは、それが一度できてしまってから変えることはむずかしいので、高校生活が始まったばかりの今、この時期に、「予習の習慣」をつけることが大切なのです。
そして、国語についてですが、当然ながら「古文」の勉強が本格的なものになりますので、現代語と古語、すなわち口語と文語の違いを知ることが、もっともむずかしく、わかりにくいことであろうと思われます。
もちろん、学校の授業に従って、一つずつ学んでゆくべきではあるのですが、通常の授業ではあまりふれられない、「基本の中の基本」ということがらも、文語の中にはあります。そして文法は、一年次は基本的に「覚える」ことが中心で、「丸暗記」的な方法が必要な部分もあるのですが、ただ暗記するのでなく、必要性とつながりとを理解しつつ、合理的で無駄のない学び方をすることで、負担が軽くなり、あとの伸びにもつながってゆきます(言学<ことがく>式、と呼んでいます)。
まず、はじめは、口語と文語の終止形の違いを知ることから、始めて下さい。それは次のようなことです。
口語上一段動詞「起きる」 は 文語では上二段動詞「起く」 であること
口語で五段活用になる動詞以外は、例に挙げた「起きる」の「る」がなく、「き」が「く」になるという、大きな違いがあるのです。詳しくは、国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト「国語力.com」の古典篇にまとめましたので、ご参照下さい。
国語力.com 国語教室 古典
また「現代文」では、多くの学校で一学期に、芥川龍之介の『羅生門』を読み、そのまま中間・期末テストの範囲になることと思われます。「国語力.com」では、高校1年生のみなさんに『羅生門』の本質をきちんと理解していただき、テスト対策ともなる記事を、掲載してあります。小説を読むのが好きな方は、授業とかかわりなく、まず教科書の『羅生門』全文を読んでしまって、第1回の「シート」から勉強をはじめて下さい。そして全5回を読み終えて骨格をつかんでから、学校の授業で細部(ディテール)を勉強すると、『羅生門』の面白さが、よりよくわかるはずです。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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