小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
国語の『古文』の勉強について、これまでも本サイトおよび『国語力.com』などにおきまして、文語文法や現代語訳などを、ある程度ご紹介してまいりました。本日は、「古文の読解」について、すこしお伝えしたいと思います。
古文の読解は、おおむね三段階に分かれます。まず、現代語と語意の異なる古語の意味がわかっていること、活用および助動詞、助詞の固有の意味・用法がわかっていること、この二点をクリアできれば、現代語訳(逐語訳)ができることになります。これが第一段階です。
次に、古文の大きな特徴として、「省略」の多いことが課題となります。省略されることが多いのは、主語と接続語であり、読んでいるうちにいつの間にか、動作や会話の主体が変わっていて、文章の意味がわからなくなる、ということが多いのです。
この点は、中・髙生や受験生が独力で解決することは難しいので、きちんとした現代語訳のついている参考書・問題集で、必ず確認することが大切です。学校の試験なら、授業でどのような訳をしたか、に添う必要もあります。
一方、受験の場合は、自力で文章に当たるしかないので、読点「、」や接続助詞に注意して、主体が変わると考えられる部分にスラッシュ「/」を入れ、主体が誰であるかを、必ず確認するようにして下さい。これが、第二段階に当たります。
そして第三段階ですが、それは「この文章は、つまるところ何を語っているのか」をしっかりつかめるようになることです。現代語訳は読んだけれど、何が言いたいのかよくわからない、という声を、高校2、3年生からも、よく聞きます。古文だからこそ、字句の解釈だけでない「心」やエッセンスを理解することが、最後に求められるのです。
この第三段階を知ってもらうための読み物として、言問学舎では、小田原漂情訳による『漂情むかしがたり』を、電子書籍(Kindle)にて刊行しました。第1弾は以下の4篇を収録しており、定価は350円です。ご購入いただいた方への特典として、読解添削サポート講座を計画中です(通信添削講座の改変版)。近日中にご案内させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。
◇Kindle版『漂情むかしがたり』のご案内はこちらです!
また、言問学舎の国語の授業では、上記の第一段階から第三段階まで、順を追ってていねいに指導しますので、学校のテスト対応から受験対策、さらには本質の理解まで、古文をしっかり勉強していただくことができます(入会時期にもよりますが、現在高2の方が2月ごろまでに通塾を開始されれば、時間的には十分です)。無料体験授業も受けられますので、お気軽にご相談下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]
[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]