志望理由書は自分の意見・考えを、きちんと柱にしましょう!

小田原漂情

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テーマ:国語

 大学受験にあっては、AO入試ではかなり合格が出そろい、指定校推薦を含む各種「推薦」入試の出願・試験実施の時期にさしかかって来ました。本人の書く志望理由書(等)が大きなウェイトを占める公募推薦・自己推薦等の場合、書き方に悩む方も多いでしょう。

 あたりまえのことですが、志望理由書は、「自分の考え」をしっかりと書き、それを柱として、小論文や面接まで、一貫した態度で臨むことを心がけましょう。

 というのは、「書き方」に悩んで、受験用の本やネットの記事などに頼りすぎ、失敗することがあるからです。また学校で添削をしてもらう際にも、(文章の)技術的な問題点の修正が優先で、本人の希望や考え、特性にまで指導が及ばない例も、ままあります。

 こうした時に困るのは、受験生自身です。もちろん、まったく指導を受けない粗削りな志望理由書を出せば良いということではなく、添削を受けたり受験サポートの本や記事を参考にしたりしても、「骨格」は志望先に対する自分自身のしっかりした思いであり、自分の言葉でそれが表現されている必要がある、ということなのです。

 ほぼすべての場合において、志望理由書に書いたことは、面接において参考にされます。「試験」実施日に小論文等がある場合、テーマもやはり、関連した内容になることが多いです。その時、志望理由書に書いた内容が「自分の考え、自分の言葉」でなかったら、うまくいかないだろうということは、みなさんも容易に想像できることでしょう。

 文章の上手、下手や、「何を書いたらよい評価をもらえるか」ということよりも(もちろん、後者は気になるものですが)、まずは志望の大学で自分が何をしたいか、そのために自分のどんな点を相手に伝えられるのか、それを第一に考えて、自分だけの志望理由書を作って下さい。受験の成功を心からお祈りしております。

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

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