小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
いよいよ中間テストも近づいて来ました。8月26日に第1回を掲載した『山月記』サポート篇の第2回を、「国語力.com」に掲載しました。今回は、李徴が虎になったくだりについてです。一部をご紹介します。
李徴が実際に「虎になった」場面は、二面から描かれています。すこし、引用して対比してみましょう。A.冒頭からのつづきで、李徴の消息として伝えている部分、B.袁慘に李徴が告白している部分、として、対比します。
A‐①ある夜半、急に顔色を変えて寝床から起き上がると、何か訳のわからぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、
B‐①一睡してから、ふと目を覚ますと、戸外でだれかが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出てみると、
李徴にしてみれば、自分を呼ぶものの声に応じて外へ出た、ということですが、彼の消息を伝えた汝水のほとりの宿の者から見れば、「急に顔色を変え」「何か訳の分からぬこと」を叫んだ、というふうにしか、とらえられなかったのです。李徴は何か、超常的なもの(虎の精、あやかしの神、自分の内なる狂気・・・いろいろ想像して下さい。ひとつの正解は、ありません)に呼ばれて、常人には理解できない、人間界と別の世界の境を、超えたのでしょう。
つづきは以下のリンクよりご覧下さい。
http://www.kokugoryoku.com/modern/
昨年から掲載し、大好評の「中島敦の『山月記』読解の重要ポイントはここ!(読解本篇)」、および「サポート篇①」とあわせてお読みいただくことで、『山月記』は、よりよく理解できるようになることと思います。
10月18日土曜日には、『山月記』、『こころ』の中間テスト対策を中心とした体験学習会を開催する予定です。追ってご案内致しますので、ご注目下さい。通常の体験授業でも、対応致します。お気軽にご相談下さい。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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