小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
文章を読み解き、自分の理解を添わせ、さらに自分の考えを組み立てる「読解」には、3つの要素があると考えられます。3つの要素とは、まず「音韻」、次いで「手がかり」、そして「整理」です。
国語、とくに現代文の「入試のテクニック」と言われるものは、だいたい「整理」を主眼としています。従って、一定程度以上に文章の「読み」ができている受験生は、設問を解き解説を読むことで、力がつき得点力も上がりますが、一定線の「読み」の力が備わっていない受験生には、「テクニック」は身につきにくいものとなってしまう、これが「現代文で得点が伸びない」ことの、大きな理由です。
「読み」の力とは、よく、「短時間で身につくものではない」とか、「本をたくさん読まなければ身につかない」と言われますが、それだけではありません。もっとも重要なのは「音韻」です。これは何も、詩歌の世界でだけ取り沙汰されることではありません。すべての言葉に「音韻」がありますから、これをつかみそこねていると、文章を正しく「読む」ことが、そもそもできないのです。
個々の言葉の持つ「音韻」は、組み合わせや、付属語でのつながり方によって、「文」に強弱をもたらします。「音韻」をとらえそこなっていると、この「強弱」をつかめないので、文章の理解がしにくくなるのです。逆に「強弱」を音韻からつかんでいれば、あまりたくさん「線を引く」必要がなくなります。本当に重要な部分にだけ、きちんと線を引くことができるのです。
「音韻」を知るためにもっとも有効なのは、「音読」です。言葉の持つアクセントとリズム、抑揚と強弱を音読できちんと身につければ、文章の強弱も、自ずとわかるようになります。小・中学生に限ったことではありません。大学受験生なら、何度も繰り返す必要がないだけで、やはり音読で音韻のツボをつかむことが必要です。逆にそれだけで、読む力が飛躍的に上がります。もちろん手本となる音読を、授業で効果的に示します。
そして「手がかり」は、一人一人違います。その一人一人違う手がかりに添って、一人一人が文章の内容をきちんと理解できるよう導くところに、言問学舎の国語指導の大きな特色があります。誰もが評論文の内容を、しっかり理解できるようになるのです。
「整理」については、まず文章の全体像をつかませます。時には板書により、視覚的な理解を促します。その上で意味段落同士のかかわりや文脈の流れについて、教師からの「問いかけ」によって整理させ、さらに個々の設問についても、「テクニック」をも駆使して「正解にたどりつく」指導をします。だから、まだ今から「伸び幅は限りなく」ありますし、「真に文章を読む力が身につく」のです。
(この項関連 「まだ「伸び幅」は限りなく!大学受験の国語指導はこれからが佳境です!」http://blog3.kotogaku.co.jp/category/952838-1.html)
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