小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
中間テストたけなわのこの頃、『山月記』を筆頭に、『こころ』『羅生門』『舞姫』など、現代文テスト対策講座をたくさんの方にご覧いただいており、ありがとうございます。
それらの連載ご案内の際にもお伝えしておりますが、「国語力.com」は、「国語教室 近代」と「国語教室 古典」の2つのチャンネルを、柱としております。古典の方でも、みなさんのテストに役立つ内容もあると思いますので、せひご覧下さい。
サンプルとして、一部の内容をご紹介致します。
道隆は突然道長が現れたことに戸惑いながらも、弓を射る順番も先にするなど精一杯機嫌をとりましたが、的を射た矢の数が、息子の伊周が二本道長に負けると、取り巻きたちと一緒に「あと二回延長しなされ」などと言って延長させます。息子びいきをしたのです。すると道長は、次のように言い放って、矢を射ます。
「道長が家より帝、后立ち給ふべきものならば、この矢当たれ。」(道長の家から天皇、皇后がお立ちになるはずならば、この矢よ、当たれ。)
すると矢は、的に命中と言う中でも、ど真ん中に当たったのです。次に射る伊周は臆してしまって、その矢は的に近づきもせず、見当違いの方に飛びました。
「摂政・関白すべきものならば、この矢当たれ。」(自分が先々、摂政や関白をするはずであるならば、この矢よ、当たれ。)
<国語教室 古典「自転車のチェーンにあたる古典の常識②~『大鏡』から その2」より>
現在掲載中の記事は、以下の内容となります。
文語文法の基礎 月の異名と季節 枕詞と序詞
古典の常識 『大鏡』‐「南の院の競射」(道長と伊周の射比べ)、摂関家のライバル関係
『おくのほそ道』平泉‐全文現代語訳つき
和歌(短歌) 藤原敏行「秋来ぬと目にはさやかに・・・」
大伴家持「新しき年の始めの・・・」
※こちらからご覧下さい。
国語教室 古典
★『大鏡』‐「三船の才」については、マイベストプロ東京の4月25日付コラムで、その骨格の部分をご紹介しています。こちらからご覧下さい。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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