「国語力.com」では、古文のテストに役立つ内容も紹介しています!

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:国語

 中間テストたけなわのこの頃、『山月記』を筆頭に、『こころ』『羅生門』『舞姫』など、現代文テスト対策講座をたくさんの方にご覧いただいており、ありがとうございます。

 それらの連載ご案内の際にもお伝えしておりますが、「国語力.com」は、「国語教室 近代」と「国語教室 古典」の2つのチャンネルを、柱としております。古典の方でも、みなさんのテストに役立つ内容もあると思いますので、せひご覧下さい。

 サンプルとして、一部の内容をご紹介致します。

道隆は突然道長が現れたことに戸惑いながらも、弓を射る順番も先にするなど精一杯機嫌をとりましたが、的を射た矢の数が、息子の伊周が二本道長に負けると、取り巻きたちと一緒に「あと二回延長しなされ」などと言って延長させます。息子びいきをしたのです。すると道長は、次のように言い放って、矢を射ます。

 「道長が家より帝、后立ち給ふべきものならば、この矢当たれ。」(道長の家から天皇、皇后がお立ちになるはずならば、この矢よ、当たれ。)

 すると矢は、的に命中と言う中でも、ど真ん中に当たったのです。次に射る伊周は臆してしまって、その矢は的に近づきもせず、見当違いの方に飛びました。

 「摂政・関白すべきものならば、この矢当たれ。」(自分が先々、摂政や関白をするはずであるならば、この矢よ、当たれ。)

<国語教室 古典「自転車のチェーンにあたる古典の常識②~『大鏡』から その2」より>

 現在掲載中の記事は、以下の内容となります。

文語文法の基礎  月の異名と季節 枕詞と序詞
古典の常識  『大鏡』‐「南の院の競射」(道長と伊周の射比べ)、摂関家のライバル関係 
『おくのほそ道』平泉‐全文現代語訳つき
和歌(短歌) 藤原敏行「秋来ぬと目にはさやかに・・・」
大伴家持「新しき年の始めの・・・」

※こちらからご覧下さい。
国語教室 古典

★『大鏡』‐「三船の才」については、マイベストプロ東京の4月25日付コラムで、その骨格の部分をご紹介しています。こちらからご覧下さい。

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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